2005.04.30 土
出会い
何かいろんなものに理由ばっかりつけて。頭整理して。でもそんなことどうでもいいと分かった。心を開いて涙すればいいさ。形なんか考えずに気持ちのままが本当は立派な形なんだ。何も考えるな。
4.30.sambomaster. すべて抱きたい
2005.04.29 金
栗ドリア
あの事故もようやく終わったね。震災以来思うこと。
守ることが増えてくると悲しみもふくらむ。
刹那に生きるのは容易い。
それでも人は守るものを求めて人生を歩んでいく。

電車なんて10分でも20分でも遅れればいいさ。そういう風に僕らが生きていけばいいんだ。
人はみんな悪いんだよ。

まったりドリア食す。

2005.04.28 木
シロップクレーム
朝からクレームで頭を下げにいった。内の若い子がしくじっちゃってよくある「上のモンだせ」ってやつ。個人的には燃えるのだ。クレームの商談が自分を売り込めるチャンスだから。担当でもないんだけど、人に自分見せるの好きだから。いやー久しぶりだなクレーム。オレだったらそんなヘマするかよ、って。
とにかく開口一番頭を大きく下げる。相手の声より語尾はっきりと大きく謝る。これができたら実は半分OKなのだ。クレームなんて相手の気分悪いんだから、元気ないと余計腹立つもんなのよ。あとは筋道たてて経緯を順に喋ればいい。失敗の上にできた経験測だい。

夕方、syrupに会いに心斎橋クアトロへ行く。気分をいいところに持っていくためギリギリに会場に入った。後ろの壁に座って、やつら出てきたら隙間からスタンディングの後ろに潜り込んだ。2曲終わってそれからアンコールまでずっと新曲。相変わらず五十嵐らしい。新曲だからかMCの数がいつもより多い。一曲ずつヘンな語り入れて。ファンだからまあなんでも喜ぶわけだけど。みんなアンコールからはやたらと盛り上がった。随分溜めてたんだよな。オレも気づけば最前の方まで上がっていた。最後のRebornの時は、随分五十嵐の顔が近くだった。ありがとう。

2005.04.27 水
面接2
最後に残った人、女3。これは悩むよなあ。だって面接はオレ一人だからオレが決めるしかないわけだから。で、悩んだ末入れた子、東京の人たちから「使えないっすよ」なんて言われたらどうしよう。
以下感想。

1.最近の子の特徴。「あなたから他に何かありませんか」と聞くと大半が「大丈夫です」と返してくる。何が大丈夫なんだろう?
2.全くの無断で来なかった人が3人も。もう二度と会うことはないんだからいいんだろうか。二度と会わないからこそちゃんとしなきゃいけないと思うんだけど。1人だったらレアなことと思っただろうけど3人とは、じゃあ少なくとも最近の若い子の1割はそうなんだろうか?昔からそうなんだろうか。
3.自分から受けにくるのに、信じられないくらいアピールがない人も結構いた。オレが無理矢理連れてきたような錯覚をも覚える。

でも元気な子もいっぱいいて、その子らには元気をもらった。だって「夢の持てる創造性のある仕事」って目標、オレ忘れかけてたことだから。そう、その言葉ってそんな簡単なことじゃないけど、そう思って仕事やらないとだめだから。彼女たちの言葉は確かに甘いんだろうけど、未来の仕事の本質にそれがなきゃだめだよね。

2005.04.26 火
面接1
今日から2日間で東京現地採用の営業職の面接、15人。すべて1対1。基本的にオレは面接して人を見れる人間じゃないと思ってるから、気持ちは乗ってない。でも経験としてはいいかも知れないが。でも採用枠は1人なので14人は落っことすワケね。つらい仕事。人事っていやだ。データ:男3女12。中国人1日本人14。来た人12無断で来なかった人3。どうしようもないの5。
それに仕事も決まらず、田舎から出てきてアパート住まいしてる子なんか、すごく気になる。里に帰る気はないって、ヘンな仕事しないようにね。だってオレが落として、そのウチ優しい声のアンちゃんあたりが声かけてきたりしてよ・・。うーん、がんばれよ。オレは落としちゃうワケだから。あーいやな仕事。
2005.04.25 月
雑学
今日は昼から東京行き。ちょっと気の使う「必要」のある客と晩飯一緒した。雑学好きで喋ってると疲れてくるのね。とりあえず今度会津の水そばを食べようということになった。蕎麦をおいしい水につけて食べるんだって。そんなもんいらないよ。2軒めはいつもの浅草のラウンジでお口直し。ニューボトル1本。
2005.04.24 日
小山
今日はゆっくり夕方まで過ごした。夜は小山卓治のライブ。一年以上の久しぶりの「対面」オレの今の日常に「小山」は生きていない。20年前のオレの中には精神の重要なポジションにいた。しかし小山は今を生きている。オレも当然シャーシャーと今をやり過ごしている。小山の新曲も今の小山がそこにいる証しだし、オレはそれを受け入れることができるのかどうかは分からない。でも今の彼の歌は世の中に問うべきもので、特定ネットの中で歌われるものではない。ネットの有料ファンサイトでの表現方法に説明はつくのだろうが、どうも理屈がましい。「フールオンザビルド」の彼のフールは今でも人を十分に引きつける異常さを感じる。ライブの小さい小屋で数人に語りかけている歌い手はきっと世界に向かって歌っているはずだし、50人くらいの小屋で歌っている彼ももっと外に向かって歌っているはずなんだから。
2005.04.23 土
きゅうり
夕方に実家に帰る。キュウリをピューラーでストライプに皮むきして、ざくざく切ってオリーブ油とマヨネーズとお酢でドレッシングであえる。そんなことさらっとやるなんてオレも変わったな。料理するようになって言うのもなんだが、やっぱ料理くらいできて初めて大人だよなって。オレも40にして大人になったってワケ。でもまだ子供のとこもいっぱいあるわ。言わないけど。
2005.04.22 金
歓送迎会
なんで歓送迎会なんて、お互いに居心地の悪い催しってあるんだろ。みんな気づいてるんだろーけど、結局しちゃうのよね。テーマなしにたまたま飲んだことにすりゃいいのにさ。酒飲んでりゃ取りあえずオレはHAPPYだぜ。女の子が泣かなくなったのには賛成。
2005.04.21 木
微風
和歌山橋本に帰るとなんとも平和だ。東京の1/5くらいのスピードで空気が流れてる。腹立たしいんじゃなくて、こんなにゆったりして会社がちゃんと回るなら、それはそれで幸せなことだなあ、と思って。こっちがまともで都会がおかしいんかな。昨日は企画のアイデアがいろいろ浮かんでなかなか眠れなかった。そんな日も、年に少しはある。
2005.04.20 水
相対努力
朝から雨。客先回って、最近創造的な仕事をしていない自分に反省。たぶん、マンネリしてるんだろ。ホリエモンとは対極だ。あ、今文藝春秋で彼のインタビュー読んだとこだ。もっと目線変えなきゃいけないな。そのあと渡辺淳一のそれ読んで、またヘンな気持ちになるぜ。あー、ビジネスとプライベートごちゃごちゃにしちゃったぜ。
2005.04.19 火
浅草
おでん屋行って、行きつけのスナックへ。この浅草に居心地の良い止まり木があるのはうれしい。住まない土地で少しゆったりできるところ。もう10年以上前からだな。考えてみれば、20年前社会人になって東京に出張で初めて来て、当時から浅草の宿が多かった。ぬいぐるみの生地問屋のお客さんがこの辺りに多かった。今、ぬいぐるみの生地のほとんどは、縫製と共に中国に行ってしまった。当時のおやじ達は仕事やめたり、倒産したり、自殺したり、タクシー乗ったりしている。で、オレはまだこの仕事続けてるんだ。会社を変わっても、まだ浅草に来てる。客がなくても、ここは良い。いやただよくよく保守的な男だ。浅草の夜は寂しくて落ち着く。今の東京の人たちはここで遊ばないもんな。浅草が賑わってたのって何十年前?
2005.04.18 月
けだるみ
ああ春はバカになる。ちょっと修正していかないとホントに。全身の疲労は、一昨日のバドミントンのせいかな。働く意欲を削ぐ季節。以上いいわけ。
2005.04.17 日
まどろみ
半日飲んでさすがに二日酔い。町営の温水プールで「酒抜き」
隣の男の子がシャワーの使い方に困ってて教えてあげたら大きな声で「ありがとうございました」をくれた。今日はこれだけでいい一日だ。この「ました」まできっちり喋れないもんだ。大人でこれできてる人殆どいないもんね。少しのことで幸せになれる。人生って実は大したことはないんだ。
しかし昼寝にいい最高の気候。二日酔いの身体にもやさしい。
2005.04.16 土
花見
楽しみにしていた花見。杉村公園の入り口から桜の絨毯。道路は桜色、両側の溝は濃い桃色。前を見ると3分くらい残った桜に緑が混じって、後ろにはきれいな紫の山ツツジ。少し強い風が吹くと雪のように花びらが舞う。先週の土曜の満開が最高の見頃と言われてたが、今日はいい日だった。田舎なので人も少ない。こうやって見ると田舎の方が人間的だな。
B反のピンク色のパイル生地を下に敷いて、カートンケースで臨時の机を組み立て、10人で囲む。2500円の弁当はゴージャス。焼酎はいつもの神の河。バトミントンはご愛嬌。夕方までゆっくりして、家で少し休み、今度は行きつけのスナックで夜の12時まで。
2005.04.15 金
気分転換
一日会議DAY。夜いつもマンネリおんなじメンバーで飲んでるので今日は若い子達を誘って中華料理を食べに行った。オレは一人のロック好きのパンクな男の子と音楽談義。今年入った娘はやたら自分の彼氏の話をオープンにしてくる。今の子って自分のこと平気でよく喋れるよなー、っとヘンに感心した。こんなことでオレがお代持つのは気持ちがいい。今の若い子って人懐っこくてストレートだ。オフィスと雰囲気変わるのもいいな。
2005.04.14 木
大敗
仕事全速で切り上げて、甲子園に向かう。躁状態で食料とビールを買い込む。最高の天気。でも全部が最高じゃないわね。中盤までが試合、後半はボロボロ。こんだけ一方的だと悔しさも無く、サバサバ系。まったりビールを飲むモードへ変更。トイレに行ったら斜め前に座ってたあんちゃんが派手なケンカしてた。それも同じファン同士で。彼らって初めからケンカイメージしてここに来てるんだろか。不思議な人たちだ。
2005.04.13 水
肉じゃが
桜が、緑と桜色半々に車中から見られる。オレはこの時の桜が好き。今週末の花見にはもう花はなく全て地面に落ちてるんだろう。あるときに見られればそれで十分幸せ。いつまでも咲いてたら馬鹿になって心も動かなくなるよね。咲いても散ってもそれでいいのさ。
2005.04.12 火
西宮祭
今日は朝から甲子園を考えた仕事運びを予定していたのだが、朝から雨。今日はないか、と思ったらあるんだって。オレは行く気でいたが年間指定を持っている彼が「今日は寒いしやめよう」だって。行く気になっていたオレも、ま、いいやって感じ。なんでって3連戦ともチケット持ってるんだもん。なんという贅沢な選択。でもどっちにしても西宮に帰る予定だったのでひたすら北上。車で中継を聞きながら、甲子園横を通過。そして今日の一戦は、祭り、祭り、祭り。雨に頑張って行った人へのご褒美だね。
2005.04.11 月
めも
一週間ぶりに事務所に顔を出す。適当にメクラ判。書類が多いとメクラ判の確立が高くなる。そんなこと合理的な理由とは言えないけど。
今日は新人さんの研修だ。顔を乗り出して質問してくるので、こっちも気を使う。メモもきっちり取ってるし、いろいろとこっちも勉強になる。オレのメモ帳はいつも一年使って半分も埋めてないもんな。絶対覚えられるっていう自分の思い上がりなのよ。絶対なんてないよ、オレの実力。現にいつも忘れて自分にハラ立ててる。でもまたメモ取ってない。オレこそ研修受けなおすべきだ。メモメモ。
2005.04.10 日
吉野桜
久々に橋本に帰ってきた。机にうっすら埃がかぶっていた。ライムポトスの葉っぱが増えていた。さすがに店員が簡単に育ちますというだけのことはある。怠惰なオレの元でどんどん育て。
昼前に吉野に向かって走る。スタートで既に雨。4人組みで、一人が晴れ男らしく、そんのもんあるか絶対雨だぜ、と思ったら、そのお陰か天気予報に反して太陽が時たま差し込む曇り空。裏道一時間弱で到着。ソメイヨシノだけじゃなく山桜も楽しめた。でも中千本の下の崖が去年の台風で崩れて少し美しさ半減。今は五分咲きらしい。まあどうでもいいけど茶屋で4人でビール20本。この季節が稼ぎ時の店の親父は異常に機嫌がよかった。飲んで地元に落とす我らの胃。
2005.04.09 土
無風
朝から泳いで、昼から夙川で花見。穏やかな満開の一日だ。帰りは満池谷墓地の通り抜け。風もなく桜も静かで時間が止まったよう。
2時からNPOの理事会。運営の主体の保育事業は一年前から同じ議題でここも風がないみたい。まあこんなんでいいんだろうな。営利じゃないし、なかなか変化するもんでもないしな。認可問題、賠償保険の更新、NPOの地域活動、収支決算の月次報告。春の穏やか無風からっぱな一日。鼻づまりの頭空白状態がそれに拍車をかける。
2005.04.08 金
西宮開幕
甲子園の開幕戦。狭いシートでバッテラ、枝豆、スナックの順番に食べ、床に置いたビール500ml合計5本飲み干す。甲子園ならではの省スペースな飲み方である。試合開始前に一通りヒッティングマーチをやったが試合中はなし。例の著作権の問題かどうか知らんけど、ラッパのないシンプルな応援手拍子。こういう甲子園の雰囲気もなかなかいいな。オレンジシートはどうせライトスタンドから一拍遅れるし。ここのオレンジシートは知り合いが今年から購入して年間カップルで60万弱らしい。
甲子園来て初めての引き分け。
2005.04.07 木
桜吹雪
初夏のような気温。電車の中は汗をかく。風の当たる外の方がまだ気持ちいい。今の日本の中心でもある六本木のオフィスで商談(雑談)10Fのフロアから窓の外を見るとここまで桜の花びらが舞い上がっている。思わぬ風情を感じる六本木の丘。
2005.04.06 水
秩父錦
久々東京。久々の旧先輩のお客と美味い酒を銀座で飲む。久々の浅草のラウンジに行く。東京のここでは、ちょっと言えない相談とかできるから、いい「居場所」なわけ。
2005.04.05 火
グッバイ粉
朝から放射冷却の肌寒い朝だったけど、自転車で通勤。久しぶりに心地の良い「寒さ」を感じた。そろそろ花粉症も終わりかな。オレはオンリースギカフン。やっと春を楽しむ季節到来。実家でキャベツの漬け物を作ったら、意外と好評。
2005.04.04 月
食べ物掃除
今週は今日だけ橋本泊まり。あとは大阪、東京、甲子園だ。今週最後の橋本、とにかくお酒も断って、冷蔵庫の中のものを胃の中にいれる作業のため帰宅。缶を開けたホールトマトにナズビ、パプリカ、ウインナーで煮込み料理。昨日の夜はカツオで出汁をとって味噌汁を作っている。はっきり言って家のより美味い。家では言えんけど。一人だから出汁取る手間かけてるだけのことです、すみません。オリーブ油とお酢とマヨネーズと塩で即席ドレッシングも。
2005.04.03 日
人らしさ
銀行が借りてくれと言われて断っていると言うようなやつは、大体資金繰りに困っている。
自慢しているやつは、大体自慢できるようなことをしていない。
自分が大変だというやつは、大変だと思われたいだけである。
2005.04.02 土
新人
昨日から、新卒の若い女の子が入社してきた。あまりに初々しく目がキラキラしていて美しいというのか、少し痛々しいというのか。とにかくこの事実を目の当たりにするだけで、大きい責任を感じる。今日は月イチの朝礼で思わず緊張してしまった。でもいつもこの季節は自分の反省から入ってしまう。
新人の彼らは「不安」と「夢」を持って社会に出てくる。簡単なことだが、自分はその「不安」「夢」をちゃんと持ち続けているんだろうか。この二つはずっと大切なことなのだ。
2005.04.01 金
仙台
桜だ桜。バカ色だ。仙台盛り上がってるね。地元の人たちの熱を感じた。甲子園のそんなんじゃなくて、もっと待ち焦がれていた切なさと出会いの喜びのような、美しいもの。これじゃITおやじも感動するね。仮想球場じゃなく、やっぱ人人の歓声と熱気だよ。といいながら、業界の売上が悪く、仮想店舗を作っているオレ。

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