2004.06.30 水
快晴
例のように少し早めに会社をズルして出て、甲子園に向かった。レフトの上段。ペタのホームランでずっとリードされる。同点と思ったら、またもローズのソロ。長距離ばっか、なんて面白くないチームだ。ずっとリードされている重苦しい展開。しかしギャオー、兄貴がすべてを開放してくれたぜ。甲子園爆発、メガホン知らんもん同士ハイタッチ、六甲颪の嵐嵐大合唱。みんな普段出してない大声出してるんだろうな。
2004.06.29 火
晴れ
阪神打線爆発。というか勝たせてもらったって感じかな。ああ明日も頼むぜ、行くからよ。
2004.06.28 月
曇り
朝から告別式。前の会社のオーナー社長が急死した。式は殆ど同窓会状態。前の会社は大半の事業部を廃業したのよね。かなりワンマンだったので、結構複雑な気分だった人が多かった。今まだいる社員もマインドコントロール解けてホっとした人も多いんじゃないかな、と穿った見方もある。まあ死んでしまったら誰でも終わりだ。会社もだんだん縮小して、金の切れ目かなんだか離婚もして、子供もいず、甥っ子が喪主だった。57歳、なんとなく下降局面の寂しい死に方。別資本でやってるお兄さんは、一銭も出さなかったんだって。口ばっかりいっぱい出して。金持ちもなんだか貧しいな。いや、貧乏人の単なるヒガミか。
夜は臨時の保育所の理事会。蒸し暑い夜を黒服で帰った。
2004.06.27 日
曇り
みんなの共通意識、ああ蒸し暑いね。スポーツクラブ行ってもみんなこの言葉から始まる。少し疲れが溜まってるのか昼に爆睡。起きてフワフワ気分で手巻き寿司。ああ、でかいの作っちまった。大きい口開けて目剥いてほおばる。ああこれって昨日のめはり寿司の理屈だ!
十津川名物めはり寿司ってそういう意味からついたんだって。
2004.06.26 土
晴れ
行った行った。400KM紀伊半島縦断の旅。西吉野の洞川温泉奥のごろごろ水。十津川村から本宮に抜けて白浜の富田の水。普通、十津川の温泉入ってゆっくりのところが、ひたすら雨の中をドライブ。結局、温泉に入る間もなく紀伊半島半周。でも和歌山って険しい山と谷間の川ばっかりの国だね。そんな実感の旅だった。というかこんな旅、仕事でしかあり得ないからね。一番上のダムのその上流にある川の水ってホント清んでてキレイだね。ダムの下は、そらそうだろうねってコトが逆に分かっちゃう。車から観察。
2004.06.25 金
晴れ
急遽、うちの会長、水の商売やりたいって言い出して、なんのことやら、明日朝8時から採水の現場見に行こうだって。まあとりあえず橋本行って今日は飲んで泊まりだ。
2004.06.24 木
晴れ
ほとんど偶然なんだけど甲子園7連勝。先発アクシデントでも結構楽勝だったんだよねー。
地元で祝勝会。ああどんな雨でも中止にならなきゃそれですべてOK。心行くまま、身体をゆだねた。ゆだねて幸せ。
2004.06.23 水
曇り
今日は甲子園の中休み。なんてこった、オレの仕事観。
2004.06.22 火
晴れ
朝から甲子園モード。こんなことでいいのか、いいんだ。アルプス外野側の好位置、6連勝。
最近経験無いので、負けたら球場がどうなるのか忘れてしまった。1回の表裏くらいは普通の人間なのだが後のことは、前後関係があやふや。いつも飲まないビールの量が500ml×6本。すべてにおいて普通ではないのだ。普通でないから、いいってのもあるけど。違う自分の発見の場。しかし甲子園も外野に近づくとガラ悪いね。ハハハ
2004.06.21 月
台風
台風がきた。っていうほどの台風でもなかったけど。車走らせてたら、枯れた木や、ホウキや看板が道路に転がっていた。ゲーム感覚で避けながら会社にいったら、みんな台風ネタでなんとなく興奮気味で楽しそう。みんな被害でない限り楽しいイベントなのかな。6年前には会社の屋根が浮き上がったらしいんだけど。少し日常と違うオモシロ心理状態ね。
帰りしな湾岸線を走らせるとハンドルを取られてフワフワ60KMトロトロ運転。武庫川の下流を見ると波が押し寄せてきていた。ああ台風の余韻だなあ。帰ると警報で休んでいた子供たちは異常に元気。
2004.06.20 日
晴れ
朝から泳いで、昼は子供のためにまたもやプール。自分は得意なんだけど、子供は・・。
指令により教育。んん、教えるって難しいな。以上に身体を硬直してる彼を教える。彼女には息継ぎ。カチカチってほぐすの大変。自由に水を遊んで欲しいんだけど、僕には育成ノルマがある。多分どっかの瞬間に分かる一線があるんだろうな。しばらく繰り返すしかないんだろう。ずっと水に浸かって泳がないと自分のほうが結構疲れる。水泳の先生をオモンパカる一日だった。
2004.06.19 土
晴れ
夏のような朝から泳ぎ。昼から曇ってきて夕方からポツポツ。梅雨なのを忘れてた。でもこれは台風の影響なんかな。やはり湿気の多い今日、今年初ゴキブリ、立派なやつ。去年は一匹も見かけなかったんだけど、今年はコドモちゃんが結構出現していたので、やっぱりって感じ。小さいころワリと恐かったんだけど、今はプチ武者震い。取りあえずは「お父さん」だからね。普段自覚してないんだけど、そういうことは、そーゆーことなのかな。
ゴキブリが恐くなくなって少しうれしい。
2004.06.18 金
晴れ
朝からスッピンの奥様に朝飯を作ってもらう。よく知ってる人だけど、そんなオレに気遣って、ワザと気楽な雰囲気を作ってくれる。つまり。ダラーっとした部分見せてくれるわけ。ああ、やさしい人だな。
会社に出て、客とダベダベしてると、ファックスが。うぬぬ、客先の訃報の案内。ああ、今日通夜行かなきゃあ。しかし客先の不幸って難しいね。ファックスくりゃ行かなきゃならんわけだが、そんなこと知らせてくれなきゃいいのに、でも向こうが知らせる気なんだから、やっぱ行かなきゃ、でも気持ち入ってないし、でも故人は偲ばなきゃだし。そんな気持ちでいった。行った先でオレは、自分の時はどんな挨拶をしようか、なんてずっと考えていた。久し振りの人と再会。んん、お通夜ならでは、だね。
2004.06.17 木
晴れ
和泉に仕事。帰るつもりが、何故かクレーム処理に行った客先と飲んでしまった。そして泊まり。だって車で行ったんだもん。
夜中、知り合いの家に転がり込む。仏間で就寝。人の家に泊まると気遣うよね。30分おきに起きる。なんか寝てるトコ見られたくないって気分かな。気ぃ弱いな。
2004.06.16 水
曇り
夏のようだね。なんだかこんな日に自転車で市内廻ってヘンな汗をかく。
2004.06.15 火
晴れ
甲子園5連勝。オレンジシートの9号門なので六甲おろしを歌った後でも早く、ゆっくり帰れる。ここは勝てばお祭り会場なんだね。ここで叫ぶほど、普段叫ぶことはない。夢の中では、よく叫んでんだけどね。カラオケじゃなくスタジオで生で歌うみたいに。こうゆう時の音程ってわかんないんだよ。いっちゃってるっていうか。これも幸せの一種。
2004.06.14 月
曇り
今日も良い天気。
回りには、オレを疎ましく思っているやつや愛してくれる人もいる。会いたい人がいれば会いたくない人間もいるんだろう。そんなことがいいんだよね。そう思えれば少し強くなったのかもしれない。
2004.06.13 日
晴れ
快晴。湿気なし。最高の休日。日本海もやさしく見える。こんな穏やかな一日がずっと続けばいいな。でも、そうなったらきっと単なるバカになるんだろうな。歩く速度が心地良く遅くなる。湿気がないと強い太陽光も気持ち良い。肌の表面の熱くなるのを楽しめる感覚だからね。人間こんなんで充分幸せだ。
2004.06.12 土
晴れ
朝まで飲んでそのまま城崎温泉へGO。ほとんど寝てねー。
8年ぶりかな。城崎はこぢんまりした旅館が川沿いに並んでて北陸の有名温泉より好きだ。巨艦ホテルがドシンとないのが良い。外湯を2つ入って宴会。食べきれない量に、なにか貧乏根性で損した気持ち。仲居に教えてもらって地元の人のいくスナックへ。森山良子並みに歌えるおばさんに「さとうきび畑」を歌ってもらった。
城崎のザワワ。帰ると門限を過ぎていた。
2004.06.11 金
晴れ
会議の後飲み会。夜出歩くと気持ちのいい季節。行きつけの店は手伝いの息子がBUMPファンの高校生なので先日の佐倉フリーライブのDVDを焼いてあげた。目がハートになって、やたらと恐縮された。これが目がハートってやつか。タダで渡したので違法じゃねえよな。まあ違法でもいいけど。高校生で家業手伝うって、遊びたい年に少し気の毒だし、ちょっとしたプレゼントだな。
2004.06.10 木
曇り
わけもなく忙しい一日。明日が一日会議でそのまま一泊旅行。なんか今日が週末みたいな感じ。
世の中ごちゃごちゃしてても難しいみたいに言われるけど、ごちゃごちゃしてなきゃ人間育たないよね。危険さも自己防衛も責任も始末も経験からしか学べない。ぎりぎり見守って生きていくしかない。肩揉むくらいで。
2004.06.09 水
曇り
朝から、夜逃げに使うようなカバンにサンプルを詰め込んで新規先まわり。ああ、久し振りの新規廻り。やっぱ営業マンは新規いかなきゃ。昔、結構いやだったけど、今は楽しい。きっとなんかが鈍感になってるんだろう。
2004.06.08 火
曇り
久し振りの東京。泊ったホテルは新しく、液晶テレビ、マイナスイオンドライヤー、大浴場付だった。得した気分。しかし、マイナスイオンドライヤーってなんなんだろう。
2004.06.07 月
曇り
大雨、晴れ、小雨。変な天気。明日は東京ディズニーだ。ていうのは正確でなくて、ディズニーへの商品提案。TDLとSEAとSTORE向け。仕事はどこまで行っても地味地味なのよ。ま、仕事で目立つつもりもないし仕事ってソンナもの。
夜は女性二人相手に飲んだ。いつも強いね女性は。目の見えるモンに勝ちにくるから。完敗!いや乾杯!
2004.06.06 日
曇り
朝、雨で少し心配したけど曇りの空の下、姫路に潮干狩りへ。帰ってきて娘は1時間以上も砂だしのアサリを眺めていた。ハムちゃんもアサリも生きてるってことね。ハムちゃんは食べないけど。
子供って、どうにか生きてそれなりに或いは立派な大人になる。フラフラした気持ちでどうにか大きくなっていくんだな。骨を軋ませて背伸ばして、何かを自分に収めて誘惑も少し楽しみながら、でもそん時は分かんなくて。
危ない映画やパソコンじゃないよ。いろんな経験して、どうにかうまくやっていくのも失敗するのも、どうだか分かんないもんだよ。ただ今は情報が多くて溺れやすくなってきたんだ。大人だって溺れてんじゃないか。溺死しないから問題になってないだけ。抱えられて登校する子供は、親が勝手に手を伸ばしてるんだ。その手じゃないんだよ。
2004.06.05 土
曇り
2週間ぶりに泳いだ。お風呂で足元にスッと放った石鹸が立った。おかしくて笑う。ヘンなオレ。
子供を語る前に大人も変わっていく時代に自分をチェックしなきゃいけない。
すべてを損得だけで決めてないか。携帯に頼って待ち合わせなんか平気で変更するようになったり、電車で携帯ばっかりさわってないか。汚い言葉をつかってないか。お金で判断してないか。運動会をファインダー越しにしか見なくなったり、先生を馬鹿にしたり、先生の元気がなかったり、人をすぐに比較して早々に結論出して、目線も合わさずちゃんと挨拶すらできない。子供に一枚多く着せたり、子供の友達を選んだり、自分の思いで習い事させたり。夫婦間で謝ることがないとか。
子供にもあるように大人にも誘惑はいっぱいいっぱいある。
2004.06.04 金
晴れ
仲良しの二人でミナミを3軒いった。久し振りに無邪気に遊んだ。確かに酔って無邪気になったんだけど、少し無邪気になりたかった。ムカデのTシャツが結構ネタにされた。オレって元が無邪気なのかもしれない。そうなると迷惑かけてる人ってきっといるんだろうな。わからないけど、だってわからないもの。だから無邪気に過ごしてんのかもしれない。もう何も考えなくてもいいのかな。
2004.06.03 木
曇り
どんどん小さい子が犯罪犯していくなんて、評論家にもマスコミに聞いてもしょうがない。富を獲得するとともにそうなっていくのさ。資本主義を進めていくと自然そうなる。欲望を金銭で解決して、消費し続けることがこの主義の原則だから。これを声高に言うことは世界的にナンセンスなのでこれを論じることはタブーなのだ。
人間らしくするには富を捨て国力を落とし人は土をいじり貿易を止めて太陽とともに起きて日が暮れると寝る。情報を遮断し、大地と太陽と水に感謝し不便な暮らしを送り便利なことや快楽を忘れる。そうすると隣人の愛に触れ、神に感謝する。これを世界的に進行していく。そうすれば富を目指していく原点にまた戻れるのさ。そして人はまた略奪の法則を見つける。地球のこの高等生物の脳はこの星を滅ぼしていくのだ。ほとんど新興宗教だな。ああ極論な内容。おやすみだ。

でもオレって夢の中で生まれて、もう何人も撲殺してる。夢と現実。どっちもオレなんだ。夢の役目って実はそういうことなのか。誰だってたくさんの自分持ってるよね。何かが作用して因果があるのだろう。結論はない。イエスは言った。思うことがもう既に犯罪なのだ。カルマ。

2004.06.02 水
曇り
昨日の飲みは病気の話ばっかりだった。いつも飲みに行く人が脳溢血で倒れてその快気祝いだったから。100%病気のハナシ。
夕方娘が帰ってきた。楽しんだみたいだけど、気になっていたのはハムスターのえさの件とメダカの卵の件。コップにメダカの卵を移してやる。朝まで起きるって友達と約束したけど、いつの間にか寝てしまったんだって。部屋が暗くて恐くてキャーキャーしたとか。広島の原爆ドームは特に印象なかったって。普通にダラダラ生きてけよ。
2004.06.01 火
今日子供は修学旅行出発の日。学校の近くに待っているバスまで送りに行った。みんなお母さんばっかじゃねーか。
今日は会社の車で仕事。運転中FM802聴いてたら、いつものようにあっさりとニュースが流れる。
6年生、死亡、カッター、殺人、と軽快な音楽に繋がりにくい単語が並ぶ。多分そんな内容なんだろう、そんなことが、そうかあったんだ、多分そーなのか、そんなこと絶対無いってワケないよな。
うちの子だったら、なんて問題じゃないのは分かってる。でも事件を論じるんじゃなくて、自分の家族や友人、隣人を思うことしかない。自分の周りのことをきっちりやるだけなんだと。今日の彼女はバスで目線を外して手を振っていた。その前の日は、どうだったかな。一日一日更新されていく。普通につまらなく極普通に過ぎていく。理屈わかってきて平気に大人にケンカ売ってくる年だよな。そんあ怖い目するときもあるよな。ハムスターばっか異常に可愛がってなんかバランス悪いんじゃないの。そんないろんなことが更新されないことはとても辛い。
娘を学校に送り出すとき、いつも今日が最後かも知れないと、実は結構毎日思っていること。明日はわからないし、終わってもそうなんだ。明日があってもまたその明日があって、いつかもう明日はなくなる。人として生きていて、いろんなものが繋がって、やがて終わる。だから、どうにか一日を生きていってる。そんなマジ根性入れてやってるほどでもないけど。意識しすぎて手に力を入れ過ぎたら自転車なんてスーと乗れないように、力抜いてフワフワ生きてる。どんなときも決して悲しまないよ。そしてそんな決心なんて全部だめになるのさ。

過去の日記