2002.12.31 火
晴れ
腎臓の疝痛が残る。正月に治るか。
2002.12.30 月
晴れ
24時間寝。思考回路ゼロ。
2002.12.29 日
晴れ
24時間寝。風邪、忘年会を数えて、いい気になっていた付け。
2002.12.28 土
晴れ
保育所の理事総会。しかし年末なんで第10段。
オレのやってる金儲けだけの話じゃないんで、そこが新鮮。でも話はぶつかる。気持ちと金の問題。オレも分かってるんだよ、金がありながら気持ちもあり続けてる。
資本主義の中のほんとの気持ち。再確認するよ、その気持ち。
金だけだったら話は3分で終わる。
2002.12.27 金
9段。というか仕事納め。さすがに帰宅。午前4時。いうことなし。
すべてにグッバイを言おう、家に帰るために。なんて言葉も似合わない。
何も決まらねえ、12月はダメだ。
2002.12.26 木
晴れ
8段は、また飲み悪友。結局還らず。サウナはデフレで安値。
2002.12.25 水
サンタクロース役を務めた。少し良心が痛むのよね。だからサンタが来た?とか、どっから来た?とか適当に無視して背中を向ける。どうせバレても愛情注いでんだからいいだろ。
子供見てるとせつないね。いずれ親の庇護から外れて娑婆に出て失敗を繰り返し経験していくんだから。どう転ぶか上がるのか下がるのかわかんねえ。まあどうにかやることは当然分かってるんだけど。親バカの一種。
サンタを待っていたオレを思い出す。子供を見ると思い出す。朝が来たときの喜び。目を開く前の包装紙の香り。やがてそれが親の仕業だとそれとなく知り、わざと目を閉じていたこともあった。親の愛なんて知らないで、それからも育っていった。なんとなく今まで生きてきた。どうにかなるのさ、子は親の愛も知らずにいることが幸せなんだ。あとで分かればいい。親はそんなこと分かって育ててんだから。
2002.12.24 火
東京で一日、年末の挨拶を済ませて、早々帰阪。
来年は中国の動きが今年以上に気になる。年率7%を越える経済成長、拝金主義、圧倒的な人件費差。上海では空港から市街地をリニアモーターが走る。毎年変わる風景、政治の方向の簡単さと、賄賂の横行。対日輸出はルート化され、既に一巡している。
日本で大事なのは付加価値を推進する製造業なんだよ。今の日本はそれを気付かなくてはならない。デフレを安値品の輸入と関連付けてはならない。メーカーは創造性ある製造をすすめなければ。不甲斐ない政治とはまったく関係なく経済にはそれが必要だ。
2002.12.23 月
晴れ
久々に安定した天気。東京も穏やかな空。
小山卓治のライブ、いつものファンの集まり。安全な空間。しかしロックってこんな安定の中にあるものなんだろうか。少し戸惑う近頃。アーティストと聞き手が対峙する瞬間もあるはずだ。少し仲が良すぎるのか、その点どうしても緊張が無くなっているのか。10代後半から40近くになってお互いにそんな年になって、これは当然の帰結なのか。こんなもんなんか、ロックミュージック。
オレの感覚が単に鈍って置き去りにされているのか。
2002.12.22 日
カニを昆布だけの出汁で食って飲んだ。スープがしみ出て雑炊。
まあいつものよく会う家族仲間飲みなんで忘年会の段には数えられん。明日から東京。
2002.12.21 土
旅館で朝起きて既に雨。窓の外が道頓堀川なんて何か可笑しい。家族で町に出るのは中止だな。今日は城崎からカニが届いた。明日はカニチリ、今日は刺身で食った。
2002.12.20 金
ミナミでバカ酒。ある意味リセット。バカできるやつと飲めるのはまあ幸せの一つだな。旅館を泊まりで予約してそこで1次会、2次会はその場のノリで浴衣姿で宗右衛門町から笠屋町、八幡筋、心斎橋筋とラウンジ練り歩き。完全なバカ。第7段。
2002.12.19 木
たまに早く帰って、子供の勉強を見る。なんで人は勉強するかって、隣で教えてると分かってくる。こんなことを自分が子供のときに分からないんだな。大人になって、再び学ぶ人の気持ちが分かる。オレはやらないけど、今のトコロ。
金儲けの仕事ばかりだと時折大切なことが分からなくなる。たまにリセット!
2002.12.18 水
ネットですぐにどこでも行けて、そこの天気や情報や、空気を知る。
オレはいつものとこで自分の空気を知る。いつもの店や、煮詰まったやつらと。どんなやつも世界は狭い、本当の評価は下せないし、評価も意味はない。なんせ、オレらの世界は、ほんと狭いんだから。
ただ、思い上がりと反省の中で生きている。その繰り返しの連続。
2002.12.17 火
晴れ
今日は社長を連れて、車で産地へ年末挨拶及び表敬訪問。朝から晩まで。疲れたといえばコーヒー8杯が疲れた。
2002.12.16 月
第6段。ま、いいけど。
イタリア料理に芋焼酎を出してくれて、味も合格ってえのが少し嬉しい。美味いイタ飯で焼酎は結構貴重でしょ。一応、始めはシャンパンにワインだったんだけどさ。ちょうど飲んで雨は上がって良かった。こんな冬の夜は寒くないのよね。
2002.12.15 日
晴れ
朝帰り。昨日の酒を、水泳とサウナで昇華させる。今日は仲のいい友達家族と美味い焼肉を食いに行く。間違いなく美味い。第5段。12月の酒の集いは結局「忘年会」の名になるわけだ。
まあ日記を付けているお陰で回数分かるんだけど。
2002.12.14 土
晴れ
忘年会in和歌山、第四段。田舎の夜は寒い。葛城山を越えると気候が変わる。というか空気も星空も随分違う。夕方にはトンビが20羽くらい二つのグループになって輪を描いていた。鼻の奥まで冷たくなる、自然に身体が縮こまる。宴が終わり、午前3時に外に出ると道路も空も凍っていた。星とオレ達の声しかない。でも田舎はいつもこうなんだな。
2002.12.13 金
晴れ
13の金曜日、占いで今日のうお座は最下位。
うそうそ、家帰るまで忘れてたけどな。いいリズムだ、家族、酒、家族、酒、家族
2002.12.12 木
晴れ
所謂、会社の忘年会。故に第三段。
2軒目で前の会社の上司に不意に会った。そのまた上司は3年前に進行性癌で亡くなった。何かその話になった。生前、世話になり、生きてれば今の話も出来てたな、今話しているその上司にも自分の「筋肉」を付けてもらった、生きてたら・・の話だった。つまり、生きてなきゃな。って思った。やはり、オレも先輩諸氏の方々に生きさせて頂いている。線香上げるより、本当に今を感謝しなければいけない。それを糧にオレは生きなければいけない。そんな直接のことじゃないんだけど。やっぱり死んだら土に還って、その土の上に生きるオレらは感謝だな。
2002.12.11 水
晴れ
体調が戻って、フワっとした一日。おいしいコーヒー、緩やかな仕事の速度、ダラダラした子供、カリエールの「想い」をふんわり思いだして、フワ。師走なのに。
202.12.10 火
体調そこそこでも飲んでも晴れる日がある、確かに。
人は西洋医学的な事実より、気持ちが勝るときも多いんだな。それも自分を生きている意地だ。理屈の中で生きて教えられて、しかし抗うオノレの意地!
やったぜ。明日は晴れるだろーよ。
2002.12.09 月
体調80%。調整中。家でゆっくりして子供に勉強を教える。教えて自分の力不足や認識不足を知る。つまり自分の勉強をするわけだ。子供でもなけりゃ、小学校で習うこと馬鹿馬鹿しくてやらねえだろ。しかし実は基本を忘れているんだな、大人は。テクニック、応用に目を奪われて、基本をどこかに置いてしまっている。本当に発見が多い。先ずは基本に戻ろうと思うこと。
2002.12.08 日
雨がだらだら続く。胃腸もだらだら調子悪い。12月はそんな感じかな。
2002.12.07 土
忘年会第二段。形だけの理事を務めている保育所の忘年会。ここの特徴はいろんな人種が集まるってところ。あんまり種類がいると結局ゴチャゴチャになる。それがいいところ。責任の範囲でこういうの続けていたいと思う。保育所だから、いつも誰かの子がここに生まれている。白いその子がいつもここで拝める。それだけでもありがたいことだ。0歳保育やってるしな。
2002.12.06 金
忘年会第一段。今日は法人内一匹狼的集まり8人。みんな仕事はできるが、はみだし個性派。大体こんなやつがあつまるんだな。まあ個性は誰でも持ち合わせているわけだが。
こういう集まりにいてると、組織の多数の意見にやや迎合しようとしている最近のある自分に気付く。多数の意見の方向が当然の場合もあるが、今は時代から見ても後ろ向きになりがちで、少し経てば間違っていたと思うようなことも少なくない。見間違えやすい時代なんだ。自分をもっと信じて、それをやり抜くという行動の根本を思い直させてくれた。
やり抜けば、人は自分を信じてくれる。その過程が、長く感じられるのか、あっという間なのか、そんなことは後で分かる。だからそんなことも考えず、今をやり切るということ。アクセル吹かして、ブレーキは感覚。この感覚を磨かねば。
2002.12.5 木
晴れ
素晴らしい絵画にはオリジナルの色や構図がある。作曲も歌い手もそう。当たり前だ。技巧でも美しさでもない。独自のスタイルを確立すれば、美しく素晴らしい。今ごろ気付いた。既定なはずの身近に隠れた真実。すぐ近くに隠れていた。そして人はそのスタイルを見つけるのに長く苦しむのだ。
2002.12.1 日
晴れ
気が付けば師走。この一年を振り返るほど記憶が無い。まずまず意識して生きているつもりだが、心動く時もいくらかあったはずだが、もう覚えていない。こんな風に40年近く生きていた。おそらく、生き方に熱さがないのか?比べられない、人間は自分のことしか分からない。他人を想像できても本当のことは決してわからない。まあ自分一人で充分なんだが。

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