2003.09.30 火
曇り
若い部下に怒る。クレーム処理の報告聞いた。起こしたことはいい。つまり元気がないのね。営業だから後ろ向きになる気持ち分かるんだけど、悪いときは、はっきり謝る、すぐに元気に事後策を考える、明るく行動する。
報告あるまで、それを見ていたのでそこを指摘した。うちは100人の会社だから100万のクレームだと、一人あたり一万円のネット損失なのね。我々営業は会社の守り役、現場は口出しできないんだから。実はクレームの半分以上は人災なのね。そこを分からなくちゃいけない。
誰がしたとか、されたじゃなく、気持ちよく謝る。まあオレもできなかったんだけど。なぜできるようになったかというと、無責任になったからよ。まあこれはウソだけど、命まで取られないし、大きく見たら後々やり方が見えてくるだろうと察するからだ。もっとはっきり言うと面の皮が厚くなったということ。
2003.09.29 月
曇り
乾燥した朝の空気。駅までの徒歩通勤も楽になった。夜もだんだん早くやってくる。
いろいろモノ思う季節だね。つまり理屈じゃなく、少し心が揺さぶられる季節なのね。厳しい日差しが終わり、空気が乾燥して心地よく、夜が近くにやってきて何か考えるのに、いや、なんなのかわからず自分や世の中のことに耽るのに最適なんだね。結論が無くても、そう思うことはいいことだと思う。

熊取町の行方不明の女の子の透視による捜索番組がやっていた。ヨーロッパ人の透視?家内と義母が見ている。オレは嫌いだ。彼女たちは言う「被害者の方が望んでいるでしょう」
オレは議論を中止して席を立った。身内を非難したくはないが、見る人がその程度の想像力ではテレビ側の思うツボである。

オレはもっと曖昧に生きたい。

2003.09.28 日
曇り
都知事さんも、北朝鮮への非難をするつもりが、逆に拉致被害者家族の会に噛みつかれるとはね。右曲りな挑発頑固親父だからねー。まあ分かりやすくてスカっとする人気者って感じの人ですがね。まあ国政より都知事がお似合い。でも華麗なる石原一族って、慎太郎の作家からのスタートじゃん。

最近、1000m泳いで、50m×10本バタ足してんだけど、あれって苦しいのよね。1000mはいいんだけどバタ足10本がねー、なんでこんな苦しいのやってるかなーって。
信念ほどのことでもないし、自分にはすこぶる甘くて優しい人間だし、人目には全然カッコよくないし。適当な人生過ごしてるし。
結局親の教育なんだろか。決めたら単純にするだけっていう。いつも不思議に思います。

2003.09.27 土
曇り
医療事故。「実績上げたかった」「研究したかった」
この発言をしてしまう彼らのこういう精神のトコロに元から大きな問題がある。世の中の軽薄な流れにこの人達が同じく乗じてはならない。物売りで人の命と関係ないことを生業にしているオレらと聖職である彼らは決定的に違う仕事の「質」なのだ。だから市井の人々は尊敬し、彼らがプライドを誇示してもそれはそんなもんだと納得するのである。だからこの罪は重いのだ。頂点のそこの医院長の話の内容はもう無責任、論外である。
2003.09.26 金
曇り
久し振りに酒を胃に流し込んだ。何か思うというのは、秋の証拠なのかな。結論を探す思いでなく、ココロ永遠のテーマに揺れている。
日本人だから、四季毎に感じるわけだ。今はそれって言うわけ。
色も音も声も静かな秋の夜。
2003.09.25 木
曇り
ずーーーっと雨。今日は工場で試作品の立ち会い。妥協せずに朝から昼の三時までかかった。実はオレが妥協しなかったというより、相手の情熱に完全に負けたんだよね。営業やってて、いい人に影響されるって幸せに思う。
まあオレはそんな変わる男でもないのだが。反省する頑固者。
夕方、雲が切れて細い青空が一瞬覗き見えた。
2003.09.24 水
曇り
激しい雨が降る。傘に当たる雨の音って結構うるさいのね。携帯が普及してそのことが分かる。
しかし、携帯で我々の生活の緊張感は無くなったね。待ち合わせの時間もルーズになった。オレ達の出張の予定だってそうさ。好きな子の電話番号聞くのだって、携帯より100倍難しかったし、聞いたところで、そこの家の親父出てきたらって、最高の緊張だったもんな。それだけに彼女が出てきたときの安堵感は深かった。そしてその時にする待ち合わせ場所と時間は、かなりマジだったよな。それに向かって間違いない生活に努めたのさ。やっぱ、ちょっと苦労してから携帯持たないとな、若者。
気がつけば、阪神大震災の時も無かったな、携帯。まだ最近のことなんだ。
2003.09.23 火
曇り
暑くも寒くもなく、過ごしやすい曇り、秋の日。しかし、半袖と短パン。洋服の方が遅れている。
家では今、酒をやらないが、今日はしよっかな。
2003.09.22 月
晴れ
今日は休んでる人が多かったな。緊張感のない一日。
夜飲んだ。緊張感がないからではない。良い酒だった。
2003.09.21 日
晴れ
今日は運動会。曇りスタート、最後の15分くらいが雨。流れ的には運も良く、OKじゃないか。
打ち上げは、行った店に体育振興会の誘いで校長先生以下、たくさんの先生が来てて、子供達は大はしゃぎ。店全体が興奮状態。先生って地元じゃほとんどタレントモドキね。そーか、子供の頃って、先生ってそんな存在だったんだよな。そういわれて、考えると、そうだったよーなー。
普段あまりないことだからね。良い夜でした。
2003.09.20 土
曇り
明日は運動会で、子供達もソワソワ。親は場所取りの時間でソワソワ。
明日は雨だか、曇りだか、そわそわ。大体、女性陣にソワソワを強制的にさせられているんだけどね。
回転すし屋は、コンピューターが壊れてガヤガヤ。
2003.09.19 金
曇り
知らない内に人に認められていたり、嫌われていたり、尊敬されていたり、頼りにされていたりする。殆ど、自分の意識していない時に見極められるのだ。
故に意識して生きる必要はない。相手だって大人なんだからね。
2003.09.18 木
曇り
知人と立花通りとアメ村を歩いた。普段の歩くルートでないところを歩き、知らない店で飲むのもいいもんだ。
2003.09.17 水
曇り
下に書いた文章がもう遠い気がする。今日だって、祝勝会したはずなのに。
時間が早すぎて逆にそう思うのかな。
星野監督のことを上杉鷹山に喩えていた。改革の打破する壁。

制度の壁
物理的な壁
心の壁

阪神タイガースは、このそれぞれを乗り越えた。
だから、我々も、今そこにあるそれぞれを・・

2003.09.16 火
晴れ
昨日は喜び疲れて、お祝い焼き肉もそこそこに爆睡。朝、スポーツ紙五紙を買い揃えて、移動中の車で読破。我ながらミーハー。
85年の優勝。その年の春に親友を亡くして、そいつトラキチだった。もう10年以上は墓参り行ってねえな。85年の時は報告したけど、今年の優勝報告、久し振りに行くか。そう、18年経ったんだ。
2003.09.15 月
快晴
阪神タイガース、優勝おめでとう。
甲子園で同じ空気を吸えてよかった。試合の中身とか選手の表情は、TVの方がいいと思うよ。
ただそこの空気だけ。それがすべて。ありがとう、タイガース。
2003.09.14 日
晴れ
明日は18年振りの感動を味わうために甲子園へ。明日の試合を心底楽しむためには、ヤクルトに負けてもらわなければ。故に生まれて初めて今日のナイター、ジャイアンツを応援しているのさ。不思議な精神状態。川相のため勝ってくれ。
2003.09.13 土
晴れ
何か盛り上がる最近。和歌山のいつもの店でいつもの常連。
阪神負けたから、まあ店も落ち着いていたけど。カラオケの最後は六甲颪。関西ベタベタやね。
2003.09.12 金
晴れ
今週初めての飲み。タクシー帰りも久し振り。明日は経営会議のあと飲み会。なんか連絡事項みたいだな。
友人の活躍により、15日の胴上げ甲子園球場5人分と1月の貴重なロックアーティストのチケットを取れることになった。ひとつひとつの楽しみをありがとう。
輪のひろがりは、それぞれの可能性だよね。
2003.09.11 木
晴れ
何の気なしの一日だった。帰り、久し振りに知り合いの保育所に寄る。スタッフに会うつもりが3ヶ月の赤ん坊が寝転がってる。こりゃ小さいぜ。自分の子のこと思い出して、そいつのことも思った。全くの白い人間なんだな、おまえは。こいつとオレが同じ空気を吸ってると思うと、なんだか有り難い気がする。おまえはそうでもないだろうが。ほっとした。
スタッフに抱かれているそいつは、口を歪め片目を瞑り、まるで往年の日活スターのようなニヒルな顔でミルクを飲んでいる。グッドラック。
2003.09.10 水
曇り
今日は、みんなの都合で夜、会社のオフィスで独りぼっち。これって意外とさみしいものなのね。いつも会社では早めに帰るので、初めての感覚。での誘惑に負けず、今日も真っ直ぐ帰った。
2003.09.09 火
曇り
車で産地まわり。仕事のヒントは行く先々にあるし、流れの仕事は携帯でこなせるし、オレって、やっぱ事務所に居らずにずっと外廻ってる方が良いのかな、と思ったり。営業は取りあえず、外を廻れ!っていうのは、根拠が無いようで正解なのかも。会うと雑談、電話は用件のみだからね。電話で「良い雑談」が出来れば一人前、ということか。
2003.09.08 月
曇り
暑さもいいよ、もう。
善や悪。損や徳。愛と憎。吉凶。裕福。いっさいの価値判断から解き放たれると、素直な自分の姿が出てくる。赤ちゃんのように迷いも不安もなくなる。
これを「自己本来の面目」という。
これは、オレへの覚え書きだよ。
2003.09.07 日
曇り
地元の偶然の出会いで、飲み会。偶然もその日の流れ。
今日は久々に泳いだ。一週間ぶりに身体が思い出した。
2003.09.06 土
晴れ
創業からの方で前々社長の送別会があった。みんな挨拶で感極まって、最後の言葉が詰まる。オレは中途入社の5年生だから、気持ちはそこまでついていかない。
オレって、昔からこういうお別れの会で悲しくならないのね。恰好つけるわけじゃないけど、新たなスタートの方を先に感じてしまうから。その方も、体が丈夫じゃないから、みんな最後に「健康に留意」的な言葉を発していた。あんまりみんな言い過ぎじゃねえ?少し笑えた。
その後の有志の飲み会は、これこそ今の飲み会。また朝までだぜ。
2003.09.05 金
曇り
東京から和歌山へ急遽戻る。プチャンネルのバイヤーの工場見学。一日移動だが、これも仕事。しかし、都会から田舎・・・極端。明日も和歌山さ、和歌山WEEK!だぜ。
2003.09.04 木
晴れ
東京。一夜で、二つの飲み。両方とも楽しい飲みだった。
2003.09.03 水
曇り
今日も猛残暑。繊維業界は困るのよねえ。今の店頭は、もう秋なので、何が何でも涼しくなってくれ。我々の業界では、実は旧正月推進派なのだ。冬の寒さも遅いしね。
保険会社には、天候や気温の保険商品もあるらしい。いや、もの作り屋が保険屋に金渡せるか、ちゅうの。
オレら寝てたら稼げないからね。
2003.09.02 火
曇り
結局、夜中の3時半まで飲んでしまった。オレ的には、この夜中の第2会議において締めなのよね。これもまた日本人的。今日は会社の車で工場まわり。真言密教の本山、和歌山高野山の入り口ドコロが我々パイル生地の産地なのよね。
2003.09.01 月
晴れ
生産会議。みんな集まって、起きた生地の疵の論議をするのだが、やっぱ話を表にすると、やっぱ、あんまり追求できないものなのね。陰では、アイツが悪いとか言っちゃったりしてんだけどね。いつも結論が出ない。というオレも悪者になりたくないし、黙ったりしてるんだが。まあ、こんな積み重ねで、少しずつ会議の意味が出てくるのかな。日本人的気遣いながらのゆったりした進化。なのかな。

過去の日記