2003.2.27 木
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晴れ
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会社の飲み仲間が交通事故でおでこに大きなバンソウコウを貼ってやってきた。これで暫く社内の飲みはお預けだな。何でも3m車ごとマッ逆さまに落ちたらしく助手席はムチャクチャだったらしい。オレその15時間くらい前にそこに座ってたんだよな。どっちにしても4針の怪我は奇跡的でそれこそ不幸中の幸い。元々、本人は飄々とした人間だし。 まあ金で済むんだから、落ち着いたらまた飲めるな。快気祝いは、安い居酒屋オゴりできまりだね。 |
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2003.2.26 水
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曇
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泣き出しそうな空の下、とおりゃんせの如く、外出し、事務所に帰り、車で出、そして自転車、地下街、四ツ橋通りを歩き、そしてまた帰る。結局、陽が沈むまで天気は持った。帰りに、お直しのジャケット取りにいって、ビール買って歩き出したら、少し降られ、やられた。 しかしお湿り程度、お陰でくしゃみの発作は無し。アイボンで洗眼。 |
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2003.2.25 火
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晴れ
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今日は一日オフィスでぼーっと考えた。やっぱり仕事は不平を言ってやってるようじゃダメだ。出来ないのなら、それは能力を高めるよう努力すべきで、少し出来て自慢するようなら、それはまだ出来ていない。本当に回りを見る余裕があるくらい出来れば、もう自慢の裏返しの不平を言うことはならない、人に手を差し伸べて穏やかで居よ! これをやりきることが人はなかなか出来ないんだ。しかし、そのベクトルを変えないようにいつも肝に命じていよう。殆どの雄弁は、深い静寂には勝てないのだ。 |
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2003.2.24 月
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曇
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花粉の粒をそろそろ感じる今日。集中できない一ヶ月が始まる。 しかし、心自身がそれほど集中できなくなっているのかも知れない。自分のことばかり考えられない環境になってきているのかも知れない。たまに、一人でフラフラしたいかな。で、一人でいるとたまに二人になりたくなって、それに飽きたらまた一人。花粉は変わらず、心が変わっていくだけ。 |
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2003.2.23 日
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曇
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今日、ジムに行ったら、「イマジン」が流れていた。 戦争があるから、ジョンは歌う。戦争が無ければ、この歌は葬り去られるのだ。戦争の無い国に、この歌の意味は無い。単に感傷的な歌だ。ジョンは、今、自虐的に天国でこの歌を歌っているはずだ。そこが救われる。この歌を日本語なんぞに直して、真面目に歌っているやつの顔を見ていると反吐が出る。それはロックでも何でもないんだ。 実家で食事。 |
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2003.2.22 土
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雨
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そのまま、土曜の昼まで飲んだ。そのようなダラダラした雨の一日。 見事に雨だったな。花粉的には助かり。 |
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2003.2.21 金
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曇
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和歌山で会議と飲み。 | |
2003.2.20 木
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晴れ
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一年の内のタダの一日、それが誕生日。40ジャスト、そんなに感慨はない。そりゃ、内臓のどっかでもイカれたら、ああ四十だなって思うけどね。 しかし、何もなく、良い一日だった。 ああ、客先に、担担麺奢ってもらった。就寝。 |
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2003.2.19 水
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曇
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仕事の日だが、免許の更新などで休みを取った。 しかし、働き人っぽいこんな風体のやつは昼間、町を歩けねえな。町にいるのは、老人かヘンなやつだぜ。ということは、オレもそのように見えてんのか。家に退散。CD編集。テレビニュースの音を消して「さとうきび畑」を聴いていた。 これは反戦フォークなんだけどな。 |
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2003.2.18 火
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曇
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吉本興業の裏にある、ほんまの寿司屋に行った。ほんまのマグロ、なかおち、いか、あなご、うに、あんきも、さより。 行った6人が、大人で子供のように幸せになっていた。美味いものは何物にも変えられない。だから他にすることはない。奢ってくれた人は、その筋的な人だったけれど。 |
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2003.2.17 月
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晴れ
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今日は、思いかけず深飲み。ってこんな単語ないよ。ヘンな日本語。この店、先週からもう今日で3日メじゃん。ちょっと行き過ぎ使いすぎだね。ああ、明日はマジ接待あるのに。 | |
2003.2.16 日
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雨
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少し早いペースのクロールについていこうと、平で1km。初めて20分を切った。19分32秒。一人で泳ぐとそこまでいかない。人はそういうもんなんだな。 いつもより肩が温もっていた。でも多分一人だとおそらく20分は切れない。 |
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2003.2.15 土
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晴れ
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うまい肉食って、カラオケで子供の歌聞いて、ツレ家族と12時まで飲んだ。 今日は、小学校で、余ったうさぎをもらったんだ。娘が「コロ」と名付けた。今日は家族で出たり入ったりだが、家に帰るたびに、「彼女」に話し掛ける。 その風景。あんたが生まれた時のオレの表情、かな。 残酷な経験と共に、その柔らかな気持ち、いつまでも持っていてくれ。 ニュースを見ると、残酷以上に、ワケの分からないことが多過ぎる。 |
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2003.2.14 金
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晴れ
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世の中は、甘いものの日。オレの手に舞い込んだその甘いのは、子らにくれてやろう。 で、いいんだろ、ルールに基づいて、こんな日は。 |
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2003.2.13 木
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晴れ
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東京日本橋高島屋の前で靴を磨いてもらった。実は、人の顔の前に靴を突き出すというのには抵抗を覚えていた。といって、家で靴をやる性質でもなし。ま、サっとやってもらって礼をして立ち去る用意でそこに座った。 65くらいの男は、クリームを取ってオレの靴の甲に塗りつけ、無言で丁寧に擦り込む。で、またクリームを少量付け白い布を人差し指に巻きつけ、また擦る。次に少しの水をクリームに垂らし伸ばしに掛かる。そして数回に分けて何回も伸ばし、徐々に拭き取っていく。するとクリームで濁っていた皮が、段々光ってきた。オヤジとオレは、その靴を静かに眺めていた。「はい上がったよ。こうすればズボンに黒いのつくことねえよ」 最後に擦ったその白い布には、色は全く移らない。そしてピカピカ。 時間にして12〜3分。普通の靴磨き屋の3倍くらいの時間をかけてきれいに皮の艶を引き出してくれた。そうか、靴磨きっていうのはこういうのを言うのだ。プロだ。オレはだから、これからこんな仕事人に堂々と靴を「突き出せ」ばいいんだな。 暫く靴を見ながら俯いて歩いていた。 |
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2003.2.12 水
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晴れ
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東京の夜。話しすぎの時間。出張って一種のソウ状態? | |
2003.2.11 火
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雨
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建国記念日で天皇、日の丸反対やってる。この人たちは毎回これに敏感に生きてるんだね。人参が嫌いな人がよく人参の味をよく知っているように。いつも人参のこと考えて、人参を避け嫌いながら、人生過ごしてるんだろな。 誰もそんな風に生きてねえよ。美味しいもの考えな。おまえはナニ人なのよ。 明日から東京だ、また寒くなる。 |
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2003.2.10 月
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晴れ
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合間の出勤。はっきり言って、弛んでる、証言。なんて、オレもタルんでる一日。 定時に終わってダラダラ飲んだ。久々の飛び石の休日でしょ。ダラダラしても一日の終わり、じゃあダラダラしてない時間ってナニ、気がゆるむ時、人もオレもきっとダラダラしてる。それも等しい一日。 |
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2003.2.09 日
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曇
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久し振りにゆっくり。下の息子とキャッチボール。まだ、上から振りかぶれない。横投げの山ボール。まだしばらく時間かかるな。 次に上のお姉ちゃんに代わる。急に交代になって、彼女の上背に驚く。こんな大きかったかな。ボールのキャッチも確実。そうか、オレは、息子の年くらいの感覚で娘と接していたんだ。毎日会ってるんだけど、結構無意識なのかな。その三人でそのまま風呂に入った。やっぱりそうだった。 |
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2003.2.08 土
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雨
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午後を過ぎて、久し振りの雨。みんな足を急がせている。天気予報にはちゃんとあったんだけど、おひさだったからね。車で駅近くを走ってると、急に若い女の子が自転車で不意に飛び出してきて、急ブレーキ。視界が悪いのと時間に焦っていたのか。思わず怒鳴ってしまった。 彼女は、小さく謝りの返事をした。彼女怒鳴られて、半日は嫌な日だっただろう。分かってくれよね、君とオレの家族のこと思ってのことだから。 |
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2003.2.07 金
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晴れ
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携帯電話のない朝。そうだ、こんなんだったな、ちょっと前まで。だって大震災の時だって公衆電話に並んでたんだもんな。んん、便利がいいことのような、そうでもないような。午後から大手メーカーと開発会議。自分が喋らないと眠くなる。人の話は長い。自分の話は時間がわからない。黙るとやはり眠くなる。いや、昨日は睡眠不足。 | |
2003.2.06 木
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晴れ
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商社の人間と通販業者のバイヤーと久し振りに新地で飲んだ。あまりに久し振りなので二軒めで携帯を落とした。関係ねえけど。 7〜8年前には殆どの人が持って無くても平気だったのに、今やそれが手元に無いと落ち着かない。まあたまに携帯の無い週末もいいか。目の前の人達を見つめて。 |
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2003.2.05 水
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晴れ
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北大阪の千里ニュータウンは、今や「オールドタウン」になっているらしい。65歳以上がほぼ2割に達しており、これは標準より4ポイント高いらしい。便利なはずのベッドタウンの空洞化。 オレはこの町で小中学校を過ごした。親のインフレ時代の高度成長期。オレと同じような年の子供が溢れ、活気に満ちていた。というより、ここはそのように仕組まれた街だったのだ。団地しかない町、商店街も医院も学校も公園も歩道も全てが計画通りに竹やぶを開いて「創造」されたのだ。オレはある種、今も下町コンプレックスなのだ。そして、子供は成長し町を出て、郊外の分譲地をうまいタイミングで手に入れた大人も此処を去った。 今、子供の歓声はこの町にはない。いまどき好きで4階まで歩いて上がるやつもいまい。団地が土地を埋め尽くされ、なかなかこのコンクリートをスクラップすることも出来ない。阪神大震災以降、団地の階を上げてその分譲で改築費を捻出する方法もあるらしいがまだ一部だ。街が生き返る術がないのだ。 大阪府が無責任に街を作った。あとは住人の努力しかない。 |
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2003.2.04 火
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晴れ
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大分、日が長くなったなあと思うと立春。秋より望む分だけ実感する。但し、同時に花粉もやってくる季節。 今日は来客が多く、外出なし。2月はやはり商売も何か静かめに過ぎそうな予感。 みんな春を待っているんだ。何もなく春を待っている。 |
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2003.2.03 月
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晴れ
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節分だっていうことで、いわしに巻寿司丸かじりして、豆まいて、取りあえずイベント終了。昔ってこんなちゃんとしてなかったと思う。なんか律儀だな。消費活動に貢献、近々、チョコレートもあるしな。 |
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2003.2.02 日
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晴れ
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今日もそのたこ焼き屋はそれほど人が居なかった。間口が狭いのと、元気と活気が足らない。少し離れたところのたこ焼き屋はいつも行列。たこ焼き屋さんには失礼だけど、たこ焼きは味と共に、威勢なんだよな。 で、そこでまたたこ焼きとオムソバ買った。それも美味かった。 |
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2003.2.01 土
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晴れ
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久し振りに家でゆっくりした。娘があや取りをしている。タワー、橋、ホウキ、ゴムetc。子供の頃暇つぶしで一日中やっていたのに、もう何も覚えていない。娘に教わる。一つ一つの早い手の動きをコマ落としに見ていくと懐かしい記憶が蘇る。頭のどこかの軋んだ引き出しに収まっていたんだ。人の脳のキャパは恐ろしく深いのだが、その殆どは忘れられたことになっている。でもちゃんと頭のどこかに、必ず己の頭ん中にあるんだよ。いろんな昨日と違う体験にこの新しい一日がある。 次に糸を二人で取り合った。全部オレの負け。現役にはかなわない。 いつも無意識に通りすがるたこ焼き屋でふと思い、そこのたこ焼きを買ってみた。思いのほか美味かった。 |
過去の日記 |
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