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試験問題「日本のアジア侵略について」HEADLINE

【観点】
  • 関心・態度

【問題】
1992年実施
 日本のアジアに対する侵略・植民地支配について、あなたはどう考えますか。
次のうちのどれかの結論を選んで、その理由・根拠を説明しなさい。自分の結論を先に書いて、理由・根拠を説明すること。なお、結論は採点対象としない。

 [ 結論 ]
A 過去のことであっても、今日、繁栄している日本に暮らしている以上、自分なりの責任を考えるべきである。
B 日本が強かったのであり、他のアジアの国が弱かったのだから、今日の自分には責任がない。
C 被害者は、アジアの人々もそうであるが、日本人も被害者だったので、自分には責任がない。
D アジアの人々も、日本人も、自分も被害者だと考える。しかし、今後の自分に関係がないとは言えない。
E アジアの人々も、日本人も、自分も被害者だと考える。しかし、今後の自分には関係がない。
F 国家に責任はあるが、自分には関係ない。
G その他。






【解答・採点基準】
5点
① 自分の選んだ結論と、その理由の間に矛盾がないこと。
② 理由が、心情だけでなく、客観的な事実にもとづいて展開されていること。
③ 被害者と加害者の両方の事情・立場をふまえて、考えることができていること。




【子どもたちの答案・作文 授業で使用した教材など】
子どもたちの答案「作文」の代表作品



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