試験問題「昭和初期の映画館の経営者ならどうするか」HEADLINE
【観点】
【問題】 2016年実施
あなたは昭和時代の初期(1930年ごろ)に生きています。あなたは映画館を経営して映画の魅力を通して、町の人たちに文化的な暮らしのすばらしさを知ってもらおうと思っています。あなたは、経営者としてどんなことをしてお客さんを増やしたらいいでしょうか。従業員の生活もかかっています。昭和初期に可能なお客さんを増やす方法と、その方法を考える根拠(理由)もあわせて考えて下さい。
【解答・採点基準】
◎ 大正から昭和初期の社会的な基盤(技術や社会的資源)の説明があること。
◎ 映画館の経営は、観客の支払う観賞料で成り立つこと。
◎ 映画に興味をもってもらうための具体的な方法(宣伝方法)を示すこと。
◎ 映画(フィルム)を借り入れたり、宣伝をするためには、資本(資金や土地)が必要で、その資本を確保する方法について説明できること。
◎ 課題(客を増やす方法)に対して、自分の意見を、根拠(事実)を示して筋道を立てて説明できていること(論理立てていること)。
◎ 授業から発展して、調べ学習をしたり、普段(日常生活)のことと結びつけ応用して考えている
各論点について2点を加点する。ただし、論理矛盾は-2点とする。
【子どもたちの答案・作文 授業で使用した教材など】
○ 子どもたちの答案「作文」の代表作品
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