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なんでやねん partⅡ
試験問題「第一次世界大戦後の世界」
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【観点】
資料活用技能
思考・判断
【問題】
2016年実施
次の各問に答えなさい。
(1) 第一次世界大戦後の世界のできごとについて、因果関係の順(原因→結果)にならべかえなさい。
A ニューヨークの株式市場で株価が暴落した。
B 第一次世界大戦後、ヨーロッパの生産力が回復した。
C 日本とイギリスやフランスとの貿易上の対立がおきた。
D アメリカで失業者が増えた。
(2) 右のグラフは、(1)に関連するもので、鉱工業の生産について1925年を100として表したものである。
グラフを見ると、ある国だけが順調に鉱工業の生産をのばしている。その国の名前を答えなさい。
また、その国だけが順調に鉱工業の生産をのばすことができた理由を簡単に説明しなさい。
(3) 第一次世界大戦後のドイツ国内でのできごとについて、因果関係の順(原因→結果)にならべかえなさい。
A ナチス党がドイツで国民の支持をえて、政権を手に入れた。
B 多額の賠償金を支払うために、ドイツ国内から金がなくなった。
C 第一次世界大戦で敗戦した。
D 物価が1兆(ちよう)倍(ばい)を越えるほど上がった。
(4) 右の写真は、(3)のドイツの国内のようすを記録したものである。写真が伝えているのは、(3)のA~Dのできごとのいつごろのものか。最も適切だと考えられる説明文を1つえらび、A~Dの記号で答えなさい。
(5) 第一次世界大戦後の日本国内のできごとについて、因果関係の順(原因→結果)にならべかえなさい。
A 取りつけさわぎがおきた。
B 大きな銀行は小さな銀行をのみこんで、さらに大きな銀行になった。
C 関東地方で大震災が発生した。
D 銀行を支配していた財閥は、銀行の力を使ってさらに成長した。
(6) 第一次世界大戦後の日本のできごとについて、因果関係の順(原因→結果)にならべかえなさい。
A 満鉄線が「爆破された」ことを主張して、日本軍が満州を占領する。
B 日本が国際連盟を脱退する。
C 国際連盟の総会が、満鉄沿線の日本軍の撤兵を求める勧告を採択する。
D 日本軍は中国の北部から中部までを占領する戦争を始めた。
(7) 右の写真は、(6)のできごとに関係するのものである。国際連盟から派遣された調査団の団長の人物名を答えなさい。
【解答・採点基準】
(1) B → A → D → C (完答)
(2) 国名:ソ連(ソビエト社会主義共和国連邦)
理由:計画経済(5カ年計画)による生産で、世界恐慌(景気変動)の影響を受けなかったから。
※ 「計画経済」、あるいは「5カ年計画」のキーワードを使って説明していること。
(3) C → B → D → A (完答)
(4) D
(5) C → A → B → D (完答)
(6) A → C → B → D (完答)
(7) リットン
【授業で使用した教材など】
○教材 なんでやねん 「
関東大震災がおきる
」、「
金融恐慌
」、「
暗黒の木曜日
」、「
ベルサイユ条約後のドイツ国民
の立場を考える
」、「
豊作飢饉・凶作飢饉
」、「
昭和恐慌で、財閥は成長した
」、「
昭和恐慌と尼崎の町
」など。
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