試験問題「日露戦争から第一次世界大戦」HEADLINE
【観点】
【問題】 2016年実施
次の各問に答えなさい。
(1) イギリスは日本と軍事同盟を結んだ(1902年)。そのころの事情について説明する文として、あてはまらないものはどれですか。1つ選んで記号で答え、その答えを選んだ理由を(歴史的事実をあげて)かんたんな文章で説明しなさい。
ア 日本とイギリスは、共同して中国を支配しようとした。
イ ロシアが南進してきているのでイギリスの中国での利権がおびやかされる。
ウ 日本は、朝鮮半島や中国での利権を守りたいけれども、ロシアが気になる。
エ 日本は、イギリスから軍艦などを買った。
(2) 日本はロシアと戦争をした(1904年)。そのころの日本のようすを説明する文として、あてはまらないものはどれですか。1つ選んで記号で答え、その答えを選んだ理由を(歴史的事実をあげて)かんたんな文章で説明しなさい。
ア 国民の中には戦争に反対する人たちも多くいた。
イ 当時は戦争に賛成する新聞が多かった。
ウ 戦争のための増税で国民の負担は増えた。
エ 10年前の清との戦争よりは戦死者が少なく、国民の犠牲(ぎせい)は少なかった。
(3) 第一次世界大戦中に利益を得た国のようすについて説明する文として、あてはまらないものはどれですか。1つ選んで記号で答え、その答えを選んだ理由を(歴史的事実をあげて)かんたんな文章で説明しなさい。
ア アメリカは、連合国との貿易で利益をえた。
イ 日本は、連合国との貿易で利益をえた。
ウ アメリカも日本もヨーロッパの戦場で戦い、多くの戦利品を手に入れた。
エ アメリカも日本も戦場にならなかったので、工業製品や農産物を生産できた。
【解答・採点基準】
(1) 記号:ア 理由:日本とイギリスが共同で中国を支配することはなかった。 (完答)
(2) 記号:エ 理由:日露戦争の方が死者数が多かった。 (完答)
(3) 記号:ウ 理由:日本はヨーロッパには出兵しなかった。 (完答)
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