試験問題「第一次世界大戦後の世界」HEADLINE
【観点】
【問題】 2016年実施
次の各問に答えなさい。
(1) 第一次世界大戦後、ニューヨークの株式市場で株価が暴落して、多くの銀行や工場がつぶれ、アメリカ経済が混乱した。このことが世界に広がったことを何というか。漢字4文字で答えなさい。
(2) (1)の出来事に関連して、イギリスやフランスがとった政策が、日本との対立を深めることになった。イギリスやフランスのとった政策名を答えなさい。
また、その政策が日本と対立した理由を、「植民地」を使用して説明しなさい。
(3) (1)に関連して、アメリカがとった政策を何というか答えなさい。
(4) 新聞①について、次のうち適切ではない説明文はどれか。記号で答えなさい。
ア 五・一五事件を報じる新聞である。 
イ 首相が海軍将校に暗殺された。
ウ この事件で軍人政治は幕を閉じた。
エ この後の内閣は軍の動きを承認した。
(5) 新聞②について、次のうち適切ではない説明文はどれか。記号で答えなさい。
ア ミッドウェー海戦で、日本軍が勝利したと報じる新聞である。
イ 事実上、太平洋の戦局(せんきよく)(戦争の成り行き)は、この海戦で決まった。
ウ この海戦で日本の攻勢は止まった。
エ 国民生活は不自由であったが、新聞などの報道記事は自由に書くことができた。
【解答・採点基準】
(1) 世界恐慌 ※漢字の誤りは×。漢字以外の解答は認めない。
(2) ブロック経済
日本と対立した理由:イギリスやフランスは、自国と自国の植民地との貿易を拡大しながら、
日本などの他の国からの貿易品には高い関税をかけて、自国と植民地の貿易を守ったから。
※ 「植民地」の語句を使って説明していることが最低条件である。なお、イギリスやフランス
が自国の利益を保護する方法として「関税」を使ったことを指摘できていれば正解とする。
(3) ニューディール政策
(4) ウ
(5) エ
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