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試験問題「大阪の産業の特徴」HEADLINE

【観点】
  • 知識・理解
  • 社会的思考力・判断力

【問題】
1996年実施
次の各問に答えなさい。
(1) 江戸時代から商工業がさかんで、江戸時代には「天下の台所」とよばれた都市はどこか。都市名を漢字で答えなさい。

(2) (1)の「天下の台所」という異名は、西国の大名たちの蔵屋敷が置かれていたところから発したものであるが、その蔵屋敷は堂島にならんでいた。そこで、堂島で米相場が立っていたが、そのなごりが現在にもつづいている。現在、堂島は何が多い街で有名か。

(3) 今日の阪神工業地帯の土台は、江戸時代に形成されたといってもよい。その典型例として、摂津や河内の綿花栽培とむすびついた綿糸紡績・綿織物を考えることができる。江戸時代の摂津や河内の綿花栽培を土台にして成長した商人たちは、何という町の商人か。その町の名を答えなさい。

(4) 現在では、町の中心部は交通渋滞(じゅうたい)がひどいために商品流通がスムーズにいかない。そこで、郊外に倉庫や店を集団で移動して商品流通のためのセンターがつくられるようになった。その例として、箕面市の「せんいシティー」などがある。このような新しくつくられた商業地を何というか。

(5) 次のうちで、論理的に誤りをふくむグループはどれか。1つだけえらんで記号で答えなさい。
  ア 墨・筆 … 奈良 … 仏教・寺
  イ 近畿 … 都 … なにわ … 平安京 … 平城京
  ウ ちりめん … 若狭湾 … 日本海岸気候 … 都・貴族 … 絹織物
  エ 尼崎市 … 地盤沈下 … 防潮堤 … 工業都市
  オ 兵庫県 … 淡路島 … 尼崎市 … 豊中市




【解答・採点基準】
(1) 大阪 市   (2) 銀行    (3) 船場   (4) 卸売商業団地     (5) オ


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