英会話ができれば、外国人と気軽に会話できればと思っている中高年に。
今でも遅くない。英語教材や英会話教材を紹介いたします。
英語発音のレベルを上げる方法から究極の海外生活や、旅行英会話も TOEICも大丈夫!?


■助動詞を復習
●CAN
Can は「〜する力がある」。
これを「出来る」と考えれば、“可能”を表し、「出来ますか」といえば、“依頼”になります。相手の可能性を肯定すれば(できますよ)”許可”となり、可 能性の“推量”となれば、「ありえるだろうか、ありえない」と訳されます。
可能性を表す言い方で、be able to と言い換えができますが、これには“依頼”を表すことが出来ません。
canmay 両方とも許可を表す場合に使われますが、その区別を書いておきます。
can は、客観的な理由(規則、法律など)による許可。
may は、話し手の主観的な理由(私が許可する)による許可。
目上の人にYou may 〜は、使わない。
Can I smoke here?
(タバコを吸ってもよいですか(禁煙場所じゃないですよね)。)
に対して、
Yes ,you may. (私が裁量で許していることになる)より は、
Sure.とか、Go ahead とか Sure go ahead.を使ったほうが よい。
Yes ,of course.(もちろん)でもよい。

●WILL
Will は「〜する意思がある」。
強い意志を感じることから、“確かな未来”を表します。
また、意思に基づいた“未来”を表すことも納得できるでしょう。
will can と同様“依頼”するときに使われるが、will が「〜する意思がありますか」と 依頼するのと、can の「〜できますか」ではその強さは違います。
will が当然出来るものと前提にしている分、can より強くなります。
したがって、Can you 〜?の方がより丁寧となります。
You will 〜 が、命令文として使われることがあるのは、この意味の違いによります。
You will pack and leave this house at once .
荷造りしてすぐこの家をでなさい。
Will you leave ?  帰ってください。
「帰るの?」と聞く場合は、Are you leaving ?
will も推量の意味で使われるのは、can と同じなのですが、 will の場合は話し手にとって、ほぼ確実な場合に使われる点では、can と異なります。

●MAY
May は「許す」。
だから“許可”を表します。
Can I 〜?は、〜しましょうか。May I 〜?も、〜しましょうか。だが、may は許可を求めている分、Can I 〜? より丁寧だといえるでしょう。
推量で用いられることもあります。It may be true . 本当かもしれない。これは、許される範囲の推量の場合に使われます。
可能の意味でmay が使われることもあるようですが、その場合通常は can が使われるので覚えなくてもいいでしょう。
祈願文でmay が使われるのは当然です。神に祈ることで「許し」を請うのであり ます。

●SHALL
Shall は「意志を含まない未来」。
今は、これも will が使われています。おわり。

●MUST
Must は、主観をもって「絶対」〜しなければならない。
もともと must 自体が過去形のようです。
主観をいれずに「〜しなければならない」なら、have to 〜を使うのが良いで しょう。“推量”で使われるときは「〜に違いない」。
Have to は「〜しなければならない」。
ここで注意すべきは、否定形です。
don't have to 〜 は「〜する必要は無い」。
must not 〜 は「〜してはいけない」。

have only to 〜 は「〜だけ、すべきである。」=「〜しさえすればいい。」結局、一緒だということです。

●WOULD
Wouldwill の過去形。



だが、その使用したときの印象は will と別です。依頼を丁寧にするときに使われます。なぜ、丁寧になるのかといえば、仮定法になるからと説明されています。
仮定法を使う事によって、相手に面倒な事を依頼していると言う気持ちを出すのです。
推量で使う場合もあります。やはり、仮定法としての使用なので、「今はちがうが、」と言う意味合いになります。
That would be great . そうだったらいいのに。
注意点は「〜したい」として使う時です。
would like to 〜want がありますが、want はぶっきらぼうで、
ずうずうしい印象をもたれます。我々中高年は would like to 〜 の使用を覚えるべきであると思います。

●SHOULD
Should shall の過去形ですが、現在の事を言う時に使います。
「〜すべきである」と訳される時、義務、強制、助言の意味合いがあります。「〜するはず」と訳される時、当然の予想、推量の意味合いとなります。
強制の場合、その度合いは must が一番強く、should、次ぎに、
have to という順番になります。

■英語の周辺
■奴隷解放宣言
リンカーンの奴隷解放令(Emancipation Proclamation
この奴隷解放令は南部同盟諸州にのみ特別に適用されるものであり、北部連邦にとどまる事を選んだ奴隷保有州、例えばケンタッキーやメリーランドの奴隷には 適用されませんでした。
敵対する南部では奴隷の解放はされませんでした。
実際には戦争状態にある南部同盟州に向け適用されるものであったからです。
むしろ、 国内的意義より国際的意義が大きかったといわれます。
イギリスやフランスなどは綿の買い付け先である南部に援助したかったのですが、
奴隷解放令ののため軍事援助する可能性を小さくしたからです。

■アメリカ初期の民主主義
初期アメリカ移住者の民主主義に対する態度
自由と民主主義の国とされるアメリカですが、ピューリタンが新世界に宗教の自由を求めて来た当時は民主主義という考え方は恐れられていました。
マサチューセッツ・ベイ・コロニーの最初の知事、ジョン・ウィンスロップは、民主主義を「あらゆる政治形態の中で最低で最悪と思われる」といっています。
植民地時代のアメリカのピューリタンは、考えを異にするものに対しては寛容ではありませんでした。
1641年の「自由の法典」では、神に対する不敬は死刑でした(マサチューセッツ・ベイ・コロニー)
民主主義という言葉は、独立宣言にもでていません。
民主主義という言葉は、最初の各州憲法にもでていません。
アメリカ合衆国憲法にも出てきません。
アメリカ合衆国の大統領トマス・ジェファーソンも単純多数による政治は、1人の人間の支配によるのと同じ様な独裁に陥る恐れがあると信じていました。
ピューリタンたちは、王政主義、神権政治、独裁の風土に生きており、民主主義はイギリスの啓蒙思想など哲学の影響で出現したものであった。

【トマス・ジェファーソン】
(1743-1826) アメリカの政治家。第三代大統領(在任 1801-1809)。独立宣言の起草者。共和制の確立と西部発展に尽力し、民主的改革を推進。

■シンデレラの靴 Cinderella's slipper
シンデレラの靴
その靴がガラスで出来ているのは、フランスの伝承から出たものに限られているようです。
口から口に言い伝えられたシンデレラの元の話は、靴はもっと当たり前の、履き心地の良い物、毛皮でできていたことは間違いないようです。
古いフランス語の vair(白てん)と ガラスの verre の発音が同じなために出来た話という。
世界中には何百と言う少しずつ違ったシンデレラ物語があり、シンデレラと女家庭教師が祖母を殺すたくらみを計画するものもあるといいます。

■鎧をつけては歩けない?
時は15世紀の前半、百年戦争のさなかにあるイギリス。
先王・ヘンリー4世の跡を継いでイングランド王となったヘンリー5世は、悪友たちと手を切り、国王としての道を邁進します。
圧倒的に不利な立場にあるイギリス軍を鼓舞し、フランス王位継承権を要求してフランスへ攻めこむヘンリー5世。王みずから剣を取り、いよいよアジンコート の戦いに臨みますが…。ローレンス・オリヴィエの再来と呼ばれ、シェイクスピア物では当代随一の名演を見せるケネス・ブラナーが主演・監督。『ヘンリー五 世 』
ローレンス・オリヴィエの映画では、戦士がデリック(derrick 起重機)でつりあげられています。ここから、中世のよろいは重くて、落馬すれば動けない。馬に乗るのも人の助けがいる。このように思われがちです。
しかし、実際には、よろいはピッタリと身体にあっており着用した人は用意に動くことができました。重さも22キロから25キロぐらいで近代の完全武装の兵 士の装備以上ではなかった、ということです。

■お風呂のお 話

■ 英会話なんて恐くない


■占星術単語
占星術では、宇宙は地球を中心に玉ねぎ(onion)のように幾層にも重なる球に なっており、それぞれの層は運命の操縦者としての神(惑星)が支配している、と考えます。(ここで、onionunion(結合・連合・組合)が姉妹語だということを知っておきましょう)
占星術では、「星相」をみます。 「星相」は、aspect です。
現在では、aspect は「様相・局面・面」という意味に使われています。
disaster(大災害)の原義は、悪い星(evil star)です。
consider(熟考する)の原義は、to observe the stars carefully(注意深く星を観察すること) です。
desire(願う)の原義は、to be away from one's lucky star(幸運の星から離れてい る、見当たらないこと)ですから、「求める」「望む」となります。
influence (影響する=to flow in)も星の霊気の流入を受けて人の身体や人格を左右すると考えられていまし た。
influenzaは、ルネッサンス語の言葉ですが、派生語です。当時 の医者は流行病を天体の影響で起こると考えていました。

■悪魔は神であった
demon デーモンは、悪霊と訳されます。しかし、もともとはギリシャ神話のダイモン(daemon) に由来し、ダイモンは神と英雄の間に属する存在であり、神と人間の仲介者でした。また、ローマのゲニウス(genius)に相当するもので、こちらでは人間に生まれながらに備わっている運命を守護する 神でした。このような神が、悪霊となったのはユダヤ・キリスト教の普及に原因があります。ユダヤ教・キリスト教は一神教です。
唯一の神ーGod 以外の神は存在しません。
そこで、ユダヤ教・キリスト教の普及に伴い、それらゲルマンの神やギリシャ・ローマの神は死んだものとされました。そして、悪霊とされたのでした。しか し、長い間親しまれたそれらの神が人々の心の中からすぐになくなったりはしません。
森や川や湖に潜むことになります。
そして、それらの神を呼び出す巫女を、魔女(witch)などと呼ぶようになりまし た。