まだプラモデルは残っていたがクマの「お手上げ宣言」もあり、そのままクローゼットの中へと仕舞われることになった。

それから少しして掃除をしている時、戦艦ヤマトの空箱がベランダに捨ててあったので、それをゴミ袋に入れようとしたのだが、なぜだか違和感…。
「ん?」と思って箱を開けてみると、

えええええぇぇぇーーーーーー!
まだパーツがいっぱい残ってる!!

信じられない。手でちぎったあとのもあるし、ちぎられず、そのままのパーツもある。
これは「あっ!つけるの忘れてた。」という域を遥かに超えたパーツの量だ。
「どれもこれも同じようなパーツだなぁ。こんなに細かいの、つけてもつけなくても一緒だろう。だったらつけないでいようっと。」という意志が明らかに感じられる量だった。

クマ、いくらなんでもこれはないぞ…。
浮いててもいい、ゆがんでてもいい、塗り方が下手でもいい、でもパーツ残しちゃまずいだろ…?
世間ではこの状態を「作りかけ」というのだよ。

クマよ、今すぐ全国のプラモデルファンと男のロマン研究所に謝りなさい。