
私はこれまで二人にファンレターを送ったことがある。
その相手は二人ともハリウッドスターなのだった。
初めてファンレターを送ったのは高校生の時。
同じクラスの友人がマイケル・J・フォックスに送っているのを見て、
「私も!」と無謀にも思ってしまった
ことがキッカケだ。
当たり前の話だが、ハリウッドスターに手紙を送るとなると、
英語で手紙を書かなければならない。
その友人はというと、もちろん英語が得意で、英文なんかもそれらしい発音でスラスラ読めてしまうタイプだったのだが、当の私はというと、5教科の中でも特に英語が苦手で、大っ嫌いな教科だったのだ。
そんな私が英語でファンレター?
今なら身分をわきまえるところであるが、当時の私は違う、「熱意さえあれば伝わる」と信じ込んでいたわけだ。
まず、誰に送ったのか、そこから話さなければならない。
当時はその友人しかり、マイケルはものすごい人気だった。もちろんマイケルでなくても、相手が当時人気のあった映画に出演している若い俳優さんだったなら誰であっても話はわかる。
でも私は違った。
なんと相手はジャック・ニコルソンだったのだ。(知らない人は
こちらをどうぞ)
渋い…。渋すぎる…。
高校生でジャックファンなど、聞いたことがない。
17、18才の小娘が50才を超すオヤジに手紙で何を伝えたかったというのだろうか…。
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