幼い頃の友情は恋愛感情に似てる。
こんな言葉を聞いたことがある。
男女の区別なく、“好きな友達”というより“好きな人”という感覚。
子供の頃の方が異性への意識がまだまだ薄い分、こういう感覚が強いのかもしれない。
でも大人になっても、こういう感覚って少なからず残っているような気もする。
この本のハービーがまさにそれ。
「仲良し二人組」だと思っていたロッティーと自分との間に
突然新しい友達が入り込んで来た。
一緒に仲良くなんてできるわけがない。恋人同士の間に恋敵があわられたようなものだからだ。
自分よりあの子の方が好きなんだろうか…。

もう自分なんて好きじゃないんだろうか…。
恋愛でもこうやって色々勝手に想像して落ち込んだりしますものね。
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