デモらのパソコン奮闘記


Chapter 6 「よっしゃ〜〜!!」

「今週末、全ては解決される!」

今回はマジで自信がありました。全てのパーツを買い換える覚悟はできてましたから。それで
ダメなら、マザーボード・CPU・メモリを購入した店で動作検証してくれるという話も付いて
ましたし(^^)

19日(金)梅田で新しいビデオカードを購入。今までと同じMatrox社製で、画質がさらに
向上した感じです。サークルがあり帰宅は深夜になったので、20日(土)に交換してチャレンジ!




出力端子が2つついていてパソコンの画像や
DVDの映像をテレビに繋いで見ることもできます。
私には必要ないので片方の端子しか、使って
いません。









「あらら・・・」

またもやフリーズです。

「ま、えーわ」

もう完全に開き直ってます(^^;すぐに梅田に行き、まだ買い換えていないハードディスク
(40ギガバイト)、フロッピーディスクドライブ、DVD−ROM(12倍速)を購入して、
帰宅後付け替え。。。の前に、まだ箱から出してもいなかったケースを交換することにしました。


面倒なので後回しにしてましたがようやく重い腰を上げたのは、全ての部品を新品にして
動作検証するためです。もともとトラブルの直接的原因とは考えられないケースを
買い換える必要はなかったのですが、比較的早い段階で買い換えを決めたのにはいくつか
理由があります。

理由その1
それまで使っていたケースは冷却性能が悪い。発熱はしばしばパソコン故障の原因になります。
フル拡張して相当の発熱量を誇るパソコンなのに、冷却ファンが1つも付けられていなかった
んです。自分で付けるにしても付けられる場所が限定されていて、冷却性がいいとは決して
言えません。これほど拡張していなければ、あまり気にする必要もなかったのかもしれませんが、
今更冷却のために何か部品を外すつもりはありませんでした。

理由その2
↑が間接的原因になって、今回の不良が起こったと考えるのが妥当である。真夏でも排熱を
なおざりにするという無茶な使い方をしていたわけで、いつ故障してもおかしくない状態でした。
トラブルが生じたのは8月下旬ということもあり、電源換装の後、本当の原因が解明するまでは、
絶対に発熱がトラブルの間接的原因だと信じていました。


というわけで、今回は冷却性を重視して、冷却ファンが標準で2つついているケースを購入、
さらに自分で別のファンを1つ買って取り付けました。ただ、ファンが3つもついていると
騒音がひどくて寝る時に気になります。寝る時には消しますけど(笑)


1時間ほどかけて全てのパーツを新しいケースにお引っ越し〜




お引っ越し風景です。ついでに、余った
パーツで5台目のパソコン完成!












それまでは基本的に再インストールばかり試してみましたが、今回は「ひょっとして。。。」との
期待を込めて、以前まで使っていたWindows2000が入っているハードディスクから起動
するよう設定してスイッチオン!もしWindow自体に問題が無く、トラブルの原因も排除
されていたら、普通に起動してくれるはずです。

「よっしゃ〜〜!!」

何事もなかったかのように、Windows2000が起動しました。デスクトップにあるアイコン等も
以前のままです。しかし。。。

「あっれ〜〜〜!?」

悲劇はすぐに起きました。何度か再起動を繰り返していたら、今まで見たことのないエラーが
出て起動しなくなったんです。後から調べたら復帰できないこともなかったようですが、この時は
どうしてよいか分からず、気持ちを切り替えて再インストールすることにしました。起動できなく
なってもハードディスクが物理的に壊れていない限り、メール等のデータは残ってますし。。。

例の画面も何事もなく突破!フリーズすることなくインストールが無事終了!




夢にまで見た(?)Windows2000の
起動画面。












各拡張カードを1つずつ取り付けていき、ドライバーソフト(※)もトラブル無くインストールが
終わりました。

(※)拡張カードや周辺機器をパソコンで認識させ、使えるようにするためのソフトのこと。
    ドライバーソフトだけでなく専用のアプリケーションをインストールしないと使えない機器も
    ありますが、マニュアル通りにやればまずは問題ありません。メジャーなビデオカードや
    サウンドカードだとOS(Windows)に組み込み済みで、 OSインストールの際、
    勝手にインストールしてくれることもあります。

「復活!!」



ケース後部真ん中にある薄紫色の部分が
冷却ファンです。前部にも1つ取り付けられて
います。前のケースより1周り小さくなりましたが
冷却性は抜群!ちなみに、ケースの上に置いて
あるのは、このたび何十回(100回以上?)と
お世話になったWindows2000のインストールCD
です。










後で詳しく検証しますが、トラブルの原因はパソコンのケースにあったようです。正直言って
ケースのことは全く頭にありませんでした。長時間使用時の冷却性能が悪いのは確かですが、
パーツ交換時のケースを開けた状態では関係ないはずです。ケースのスイッチ部分の不良で
勝手に起動したり電源が切れたりするという話は聞いたことがありますが、それが原因で
インストール途中に毎回同じところでフリーズするなんて技術的な説明ができません。

ケースを購入後すぐに交換しなかったことが悔やまれます。使ったお金は半分近くに
なっていたはず。。。

ともあれ、10月20日をもって、長かった戦いにもようやくピリオドが打たれました。あとは
アプリケーションをインストールするだけ。。。のはずだったんですが。。。