3.2 Visual C# 2005[実践]プログラミングテクニック
2014年11月26日
15:20
C#でDB構築に際して読み始めた本
2006年発行のこの本は1年前の2013年12月末に購入している。右下の「参考」にあるように、データベースに関しては第4章でふれられているだけである。前ページで扱った本と同一の著者であるが、2002から2005へと発展したVisual C#であるが、新しくサポートされた手法を用いてデータベースに接続したり、またその仕組みを「Note」によって説明してあり、参考になり分かりやすい。
また、231ページの「136TableAdapterのコマンドを作成する」では後で紹介するがSQLコマンドを用いたクエリの作成法の基礎が説明されていて、レベルアップした段階では重要なことの説明もされている。238ページからの「2レコード操作」は丁寧に説明されていて、データベースのレコード操作の一通りを学ぶことができる。類書に無いものとしては「3印刷」を挙げることができる。私は利用していないが、印刷の基本は示されていると思う。
第3章ではDataGridViewの扱いが書かれていて、データベースの表示に欠かせない内容が記されている。このようなViewとTableとの関係は初心者にとって分かりにくいところであるので、参考になった。
参考:[本書の構成]
第1章 Windowsアプリケーションの基本
第2章 テキストデータを扱うアプリケーション
第3章 CSV形式のデータを扱うアプリケー
ション
第4章 データベースを扱くアプリケーション
第5章 グラフィックスを扱うアプリケーション
第6章 画像を扱うアプリケーション
第7章 MDIアプリケーション
応用面ではCSV形式での出力やDataGridViewの内容をクリップボードにコピーしたり、その逆の操作などデータベースに欠かせない内容が書いてある。その他の省についても、初心者の私にとってはフォームの表示、別フォームの表示とデータの受け渡し、ダイアログボックス等、学ぶものは非常に多かった。



C#/SQL 4