あぁ…、まさかよりによって、ヒロシネタを初めて披露した相手が知らないおばちゃんだったとは…。
ほんとはその後、「ママとクレープをまってるんですから。ヒロシです…。」なんて、ヒロシと波田陽区が混ざったようなセリフを小声で言っていたのだが、これがおばちゃん達に聞こえていなかったことだけがせめてもの救いだ。
そしてそれから何日も過ぎて、名前を聞かれてもやっと「ヒロシです」と答えなくなってきていた先日、いつものように郵便局に行くと、局員の人に「何て名前?」とまたまた聞かれたのである。
ドキッとしつつも、「大丈夫、大丈夫。カシオはあの頃のカシオじゃない…。」と心でうんうんと頷きながらそう自分に言い聞かせていた矢先、カシオはまたもや何のためらいもなく、
「マツダイラケンです。」
なるほど…。今度はそうくるわけだ…。
しかも、その堂々とした答えっぷり。頼もしくさえある。
案の定、局員の人達は大爆笑。
だけど私は笑えない。ヒロシに引き続き、またもやこんな名前を口にするカシオにさすがの私も呆れ果
て、「ちゃんと本当の名前を言いなさい。」と言うと、カシオは私の方を振り向き、
「なんだったっけ?」
い、いや…、あなたどこまでボケ続けるつもり?
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