すごいのはそれからだ。
携帯がダメになったので、海から帰ってすぐ新品を購入したのだが、その2日後にトイレに落とし水没。
その後、また新しいのを買ったが、今度は1週間後、携帯をお尻のポケットに入れたままカシオと一緒にすべり台で遊び、滑った時の重さと摩擦でぶっ壊れてまた新調。
しかしこれは許そう。ボケボケの問題じゃない、デブデブの問題だからだ。
また、こんなこともあった。
海外では使えない携帯をわざわざ韓国まで持って行き、結局最後に落としてきたのである。
「なんで使えないものをわざわざ持って行くの?」
という私の問いに、彼はぬけぬけとこう答えた。
「空港で使うねんもん。」

………。だったら死ぬほど10円玉持って行け。
とまあ、本当はまだまだあるのだが、このあたりまで話すと、
さすがに少し納得してきたような様子だったので、
このへんで終らせた。
あなたね、忘れてるかもしれないけれど、昔からボケボケなのですよ。
昔は「そういうところがお茶目なのよね。うふ。」と思っていた私も、そのボケっぷりを笑えなくなってしまって、すでに数年がたとうとしていた。