― 作戦はまだまだ続くのであるが、あまりにもくだらないので、ここらでやめておこう。―

あー、しんどい…。書いてるだけでしんどいぞ…。
はたしてこんなことまで考えてる人っているのだろうか。
わかっている、わかっているのだ。きっとここまで考えて行動していても、誰も私を見ていないことくらい。
何より、店の中でバッグから物を取り出さないようにすれば良いことくらい…。


とにかく、私の店内でのこのような過剰なまでの気づかいは、全てあの出来事が発端となっているように思われてならない。きっと私の中ではあの時のおじさんのキツイ目が想像以上にグッサリと心に突き刺ささっているのではないだろうか?そしてその時に感じた焦りや恐怖心が潜在的に心の中に残ってしまっているのではないかと思うのだ。
そうでなければ、こんな想像力や小芝居はいらない。

うーん、やはり小さい頃のトラウマというのは少ない方が良さそうである。