その後、その上にじゃがいも2個くらいを載っけてはまたテープで留め、載っけては留め…を繰り返し、最後におまけでもう一個無理矢理すき間に詰め込んでくれて、「はい、どうぞ。」と笑顔で渡してくれたのである。

途中で隣のおばちゃんが、自分のじゃがいもを私に見せながら、
「こんなに入れていいんかな?」と話しかけてきた。

「いやぁ…、それ、あと2つはいけますよ。」

と答える私。
うふ、おばちゃん、嬉しそうだ。

他の買い物をしていたおばちゃんまでもが私に話しかけてきた。
「いやっ!おもしろそう!そんなに詰めてええの?」

「あ、大丈夫ですよ〜。山盛り詰めても全然OKです。」

少女のようにはしゃぎながら、仲間に加わるおばちゃん。
その様子を満足げに見守る私。

…って、私は一体何者?

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