少しの間の後、「うん。」と答えた私。
これってきっと、「カシオが大人になってもその言葉を言い続けてね」って意味なんだろうなぁ。さてさて…。
カシオが青年になる頃には当然のごとく、そんな事を母親から言われれば「キモッ。」ってなることはわかりきっているし、それがわかっててもなお、その言葉を口にするだけの心の広さも懐の深さも私は持ち合わしていないようにも思う。
もちろんカシオだって、もうその頃にはそんな言葉を言われたいとも思っていないだろう。
だからせめて…。
せっかくこう言ってくれた「今」を忘れないでいたい。
カシオも、今私が言ってる言葉の数々を嬉しく聞いてくれているのだろうか?
喜んでくれているのだろうか?
よし、これからも、
いつまでも好きな人に「好き」と照れずに言える人
いつまでも「ありがとう」を素直に言える人
を目指していこう。
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