立花教会のパイプオルガンを
紹介します。

パイプは人間の声帯の構造に似ているという一人の素朴な、しかし力強く、確信を持って
神を讃めたたえる声があったとして、
それらが幾重にも重なり合い、調和を保ちつつ演奏される。
それがパイプオルガンという楽器の素晴らしさ、比類なさである。
パイプオルガンの場合、その音を聴くというより音の空間に浸り、渦に巻き込まれるという具合である。
その空間の中で、黙想が深められていく。やさしく包み込むようではなく、ある種の厳しさをもって音が取り巻く。
金属が熱い火で精錬され純化するように、私たちの罪の身が清められていく。
自分だけの思いの中に閉じ込められていた自己が解放され、
絶対的他者なる神の目によってだけ見められる経験が起こる。それがパイプオルガンの持つ力。
演奏動画
ぜひ、立花教会の礼拝で生のパイプオルガンの音色を体感ください。
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