この仏像は、鎌倉時代鋳造の金銅仏で、均整良く写実的な造形。お袈裟に二カ所渦巻紋という珍しい特徴を有している。元来秘仏とされご開帳は年に二回、両彼岸の中日のみに行われ参道には市が立つほど賑わったと伝えられる。