デモらのパソコン奮闘記


Chapter 4 「なんでやねん!」

2日後の15日(月)、仕事の後日本橋へ出陣!マザーボードを買ってきました。16日は有休を
取ったので、朝から交換に取りかかります。



アメリカSuper Micro社製Super P6−DGE

数百種以上あるマザーボードの中で
安定性は1、2を争い、発売後3年後の今でも
普通に売られているというのが驚きです。
パソコンのパーツの寿命は長くても1年程度
ですから。










内容物一覧です。英語のマニュアルの他、
ハードディスク・CD(DVD)−ROM・
フロッピーディスクドライブを繋ぐための
ケーブル等が同梱されています。










まずは古いマザーボードを取り外してCPUとメモリを載せ替えます。




このCPUはスロットインタイプですが、最新の
Pentium IVなどは全く別の形をしています。
黄色と緑の線は冷却ファンの電源ケーブルです。










この後ケースに取り付け、ハードディスクとDVD−ROM、電源の各種ケーブルを接続して
スイッチオン!Windows2000をインストールします。すでに再インストール試行は10回を
軽く越えて25桁のProduct Keyを何も見ずに打ち込めるようになってました(^^;

・・・例の画面までは問題なく進みます。まあ、当たり前ですが。結果はいかに!?

「なんでやねん!!」

またもや例の画面でフリーズします。ここで原因は断定できました。

「CPUに問題あり!」


とはいえ、CPUを1つ買い換えただけで、修理費用は¥100000を越えます。
かなり迷いましたが、

「絶対直すで!!」

という決意を貫くことにしました。その日のうちに再び日本橋へ赴きCPUを1つ
購入。さらに、ケースも買い換えることにしましたが、その重さと箱の大きさには
体力自慢の私も泣かされました。配達してもらえばよかったな〜




新しく購入したCPUです。新しくても性能は
前と同じ。ついている冷却ファンはサンヨー製
ですが、CPUは自体はマレーシア製だそうです。












ケースが入っていた箱です。縦・横各70センチ、
幅30センチ。重さは約15キロ。傘を差しながらの駅まで
数百メートルが異常に長く感じました(^^;















ケース交換は超面倒なので後回し。早速CPU交換に取りかかります。交換自体は1分ほどで終わり
ますが、再インストール時の例の画面にたどり着くには20分ほどかかります。

「今度こそ大丈夫やろ」


という自信がありました。CPUが2つ同時に故障することはまず考えられません。雷が落ちて
異常な負荷がかったような場合は考えられなくもありませんが、そういった場合には全ての
部品が道連れになります。他の部品はそれまでに全て検証済みで、もうCPU(のいずれか)以外の
原因は考えられなかったんです。

満を持してスイッチオン!・・・例の画面出現!

「どうや!?」

マウスポインターが現れたので、マウスを動かしてみます。

「お!動くわ!」

と言い終わる前に

ピタッ・・・

とポインターがストップ。。。フリーズです。
CPUの位置を変えて試しても、同じ場所でフリーズ。。。

「なんでやねん!」

もう万策尽きた感じです。考えられる全ての可能性は試しました。普通の人ならここであきらめる
でしょう。しかし、私は「普通の人」ではありません。徹底的な完璧主義者、しかも好奇心旺盛で
「原因不明」という状態には到底満足できません。最後の手段に出ることにしました。