神戸市灘区
61 神戸大学 「鎮魂碑」
1996年3月、六甲山の中腹に位置する神戸大学の構内に鎮魂の碑が完成しました。震災で犠牲となった教職員・学生41人の魂を慰めるためです。一見派手に見える「鎮魂」の金文字ですが、木立の緑と共に、キャンパスの風景に溶け込んでいます。 訪れたのは夏休みの昼前。供えられたジュースの缶が、「暑いですね。」と語りかけているようでした。 訪問日 2002年8月19日 |
63 JR六甲道駅南口 「全線開通記念モニュメント」
最後まで不通だった住吉〜灘間の開通は1995年4月1日。この日ようやく神戸と大阪を結ぶ庶民の足が確保されました。その歓びと復興への誓いを表す全線開通記念モニュメントが、駅舎が全壊し一番被害の大きかったJR六甲道駅南口に、丸一年後の1996年4月1日に建立されたものです。 訪問日 2002年2月20日 |
64 西灘公園 慰霊碑
阪神大石駅の南に東西に連なる細長い西灘公園は、高架橋のできる前に阪神電車の走っていた場所です。慰霊碑は都賀川沿いの福祉会館の西にあり、西郷地区(大石北町・大石南町・大石東町・新在家北町・新在家南町・西郷西部・西郷東)の死亡者113名が祀られています。 訪問日 2010年4月4日 |
65 都賀川沿い 桜の植樹」
国道43号線から河口までの都賀川沿いに連なる桜並木は、震災犠牲者の数を超える6500本の桜の植樹を行おうとする「桜並木レクイエムロード」と名付けられた計画により植樹されました。 桜の季節に訪問しようとしましたが、ここの桜は一般的な染井吉野ではなく、2週間遅らせましたがまだ蕾の多い状態でした。 訪問日 2010年4月14日 |
138 石屋川公園 桜の植樹「生きた証として」
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140 都賀川公園 石碑「復興の誓い」
石碑「復興の誓い」は、1999年10月に灘区内の仮設住宅が解消したのを機に、「灘区勢振興会」の協力で、2000年1月17日に完成しました。慰霊ではなく、街づくりのシンボルと言われる石碑は、灘区の復興への力となっています。 |
183 琵琶公園 石碑「あの刻を忘れない」
JR六甲道駅に近い、土地区画整理事業で整備された琵琶公園に、太陽と月をイメージした石碑「あの刻を忘れない」が、建っています。琵琶町復興住民協議会が募金を集め、2002年3月24日に除幕式が行われました。裏には、琵琶町で犠牲になった留学生を含む61人全員の名前が刻まれています。 訪問日 2002年11月17日 |
学生アパートのあった付近には、ふるさとを遠く離れた下宿先で犠牲になった女子留学生3人の小さな祠が作られ、今も地域の人たちの手で守り続けられています。 |
184 敏馬神社 鳥居に記す震災復興
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阪神岩屋駅の南。敏馬神社は、奈良時代の「風土記」に記載されている神戸で最も古い神社の一つです。前を通る国道2号線の騒音が嘘のような静かな森に囲まれた高立ては、海に突き出した「敏馬埼」という岬だったそうです。 再建された鳥居は国道2号線の震動にも耐えられるように、ステンレス製に石肌を塗装したものになっています。また、社務所前には「希望碑」と刻まれた完成記念碑が建立され、多数の奉賛者名が並んでいます。 訪問日 2010年4月30日 |
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187 徳井交番北側 徳井財産区復興碑
国道2号線とJRの丁度中ほどにある徳井交番の北側に「大震災復興拠点之地」と刻まれた徳井財産区の記念碑がありました。それは神戸市灘区の5町の財産区が「生き残った者が元気で生きていけるように」と建立されたものだそうです。 |
256 六甲道南公園 石碑
六甲道南公園は、震災復興市街地再開発により誕生した公園です。駅前の高層ビルを背にした広大な芝生広場は市民の憩いの場となっています。また、国道2号線に面した広場には「Valley」という、震災を経験した神戸市民の鎮魂と希望を込めた巨大なモニュメントが造られ、すぐ傍には「鎮魂 阪神淡路大震災犠牲者の方々へ」と題し、再開発事業に寄与した「六甲道南公園検討委員会」の碑文の埋め込まれたモニュメントがあります。 訪問日 2010年9月26日 |
267 六甲風の郷公園 復興モニュメント
六甲風の郷公園は、「六甲道駅北地区震災復興まちづくり」により生まれました。同地区では60余人の方が亡くなりましたが、お年寄り+から子どもまで皆が安心して楽しく暮せるまちづくりを進めるために、8つのまちづくり協議会・連合協議会・専門部会を設立・設置し、復興まちづくりの完成にたどりつくことができました。 旗ポールを囲む8つの石はまちづくり協議会を、円形の舗装は連合協議会を、舗装に埋め込まれた6つのプレートは専門部会を表しています。 訪問日 2010年9月26日 |
284 灘区民マリーホール南側 慰霊碑
都賀川公園の西側、灘区民マリーホールの南側に、河原自治会の犠牲者100余名の追悼と安全で安心して暮らせる町づくりを目指して慰霊碑が建立されています。 都賀川は神戸市内の暴れ川の一つで、河川敷は遊歩道や、憩いの場所となっていますが、2008年の集中豪雨で子供など5名が犠牲になりました。 訪問日 2010年9月26日 |
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