みなさん、元気ですか?ですよね? いきなりな春の到来にめんくらっている今日この頃です。ということでめちゃくちゃ久しぶりの更新です(スマヌゥ〜!)

 いまは4/6の準備なんかで明け暮れている感じです。今回は村上啓介さんとのジョイントですからね〜。楽しそうです。気付いていない人もいるかもしれませんが、今回15年目の初体験」というサブタイトルがついています。啓介さんと知り合ってからもう時間がすごくたっていますが、こうしてジョイントみたいにやるのは初めてなのでそんなタイトルがつきました。

 僕がそもそも啓介さんを知ったのは関西にいた頃だったんです。まだ僕が20才くらいのころかなぁ、、、ある音楽ディレクターに誘われて大阪フェスティバルホールであったチャゲアスのコンサートを見にいったときでした。ちょうどその頃、それまで割りとアコースティックなイメージがあったチャゲアスがいわゆる「打ち込みサウンド」に移行した時で、その音楽的サウンド変化にメチャクチャ影響をおよぼしていると言われていた「ALPHA」というバンドに興味があった訳でした。そのバンドは当時チャゲアスのバックバンドをやっていて、コンサートの途中には「ALPHAコーナー」がありましたね。何曲か歌うんですが、そ「ALPHA」のリーダー兼ボーカル兼ギターが啓介さんだったんです。その後、ぼくがデビューする為に本格的なデモテープを作りに東京に何回か来ることになったんですけど、その音楽ディレクターの紹介で「ALPHA」がデモテープの編曲をしてくれたわけです。多分それが1986年の夏くらいだったように思うんですけど、そのとき初めて啓介さんに会いました。お洒落で格好良くて、近寄りがたい雰囲気なのに話してみると九州なまりが全然抜けてなくて(笑)、僕も父親が九州なので妙な親近感を持ったのを覚えてます。キーボードが矢賀部竜成、後藤郁美、そしてドラムが佐藤邦治、ベースが高浜輝夫という面々でした。そのALPHAのライブサポートをやっていたのがギターの為五朗だったということも付け加えておきましょう。そんな流れで88年のデビューアルバムはALPHAに随協力いただいたんです。のちに89年くらいかなぁ〜?ALPHAにライブでバックもやってもらったこともありましたね。馴れ初めはそんな感じだったんですけど、こうやって振り替えるとALPHAの皆さんとはその後もずっと付き合いがあるわけで、今となってはスゴク良い出会いだったんだなぁ〜なんて再確認しています。啓介さんはもともと自分がバンドの看板だったわけで、右も左も解っていない当時の僕に色々なアドバイスをくれたりもしました。曲の作りかたや、ライブのモチベーションの持ち方、制作のやり方等めちゃくちゃ勉強になりましたね。もちろん啓介さん自身もそれからアレンジャーとしてギターリストとして、有名なところではチャゲさんとのMULTI MAXの一員として活躍していく訳ですけど、変わらないのはいつも正直に時には不器用なくらい良くも悪くも「自然体」ってとこなんです。それが僕は大好きなんですねぇ。ジョンが大好きで、お酒が好きで、料理上手で、大工仕事が得意で、いっつも夢を語っていて、もちろんギターなしでは生きてゆけない。一言でいうと僕の印象は「ギターを一本、さらしに巻いて〜」って変え歌を歌いたくなる感じなんです(笑)。ミュージシャンっていうのは皆「気持ち」が若いんですけど、もうそれを文字通りいっている感じです。だから今も、出会った人達とこうして長く濃くつきあってソロ活動を楽しんでいるのではないかな〜と横から見ていて思うんです。啓介さんの人徳ですね。

 今回「じんちゃん、春に一緒になんかやろうよっ!」っていう啓介さんの一言で4/6のライブが計画されたんですけど、僕なりの妙な緊張感があるんですよ。なんせ啓介さんが『対バン』ですからね。これは為五朗とも話してたんですけど、いい意味で「負けられないなぁー!」って思っています。どうか、その男の戦い(笑)を聴きに来てください。目撃しに来てください。僕もめちゃくちゃ楽しみにしています。打ち上げでいいお酒を飲めるように(!?)頑張りたいと思ってます。

じゃあ、当日会場で!!
2002/03 陣内大蔵


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