残暑です。残酷な暑さで残暑って感じですね。
 みなさん、元気ですか??今年はとくに暑いです。東京に住んで以来こんなに暑いのは初めてかも?って実感です。汗っかきな僕は毎日ビショビショです(笑)。

 最近はまっているものに「草野球」がありますけど、チームで練習してたら夕方なのにほぼ全員かる〜い熱中症な感じになってしまいます(我が「NewYokuWet's」に関してはファンクラブの会報のほうで詳しく紹介しますね!)。さすがにこの東京のヒートアイランド現象に関してあちらこちらのメディアで分析してたりしますけど、このあい初めて知った興味深いことがありました。「風の道」っていうドイツで実践されているらしい都市開発に関する考えかたなんですけど、大都市のヒートアイランド現象のひとつの対策法なんですね。大都市に流れる河を「風の道」と考えて、都市開発計画にそれを組み込んでバランスを考えるということらしいんです。河を伝って吹く風を、大きな意味でその都市のラジエターみたいにとらえるということで、緑との関連なんかも考えながら都市開発するということらしいです。僕は時々多摩川沿いをジョギングをするけれど、そういえばど〜んな暑い日でも、まるで街中には風の吹かない日でも、広い川岸へでるとやっぱり空気が違うんですねぇ。深呼吸したくなるというか、空気が動いているというか(ま、それが風ですが、、)「風の道」と聞いてすごくしっくりきました。

 いつぞや多摩川沿いに住んでいたことがあって、確かに都心から家路に着くとだんだん車についている温度計が1,2度下がってくるんですね。それを思い出しました。ま冬は逆にそれだけ寒くなっちゃってたんですけど(笑)。でも、その「風の道」っていうネーミングも気に入ってしまいました。なんかいいなって思ってしまって。どことなく曲のタイトルみたくないですか?? ねぇ?
 ちょっと随分飛躍するけれども、なんだかこう僕達の心の中も日に日に色々な事でなんやかんやとストレスだの悩みだのと乱立してきていて、風通しが悪くなってきているように思う時があります。それに加えて涙とか汗なんかを自然に吸い込めないアスファルトの様な心の下地になっているような気もする時があるし、、。例えば人によってはその心の中の「風の道」の風通しがよくなるのが音楽だったり、運動だったり、裁縫、刺繍、お花、読書、etc、、それぞれの構造があるんだと思うんです。それぞれのそれぞれなりの「風の道」を意識しながらバランスを保って行かないと、きっと澱んでしまったり無理がきてしまったりするんだろうなぁと思いました。そのね「意識しながら」ってところがなかなかミソというか難しいというか、僕はどちらかというと行き当たりばったり的な性格をしてるもんで「計画性」というものがなかなか育たないんですねぇ(笑)。都市開発計画ならぬ、自分開発計画みたいなもの(こう書くと変な自己開発セミナーみたくなっちゃってイヤだなぁ、、)を少し考えたりしてる今日このごろです。
 今年の夏の皆さんの心のなかの「風の道」ってどんな感じですか??


 ところで話しは変わって、今年は8月、9月、10月、11月とステージに立つ機会が続きます。楽しみにしていてください!!僕も、「あ〜でもない、こ〜でもない」と色々と画策しながら盛り上がってます(こちらも詳しくは会報でっ!)。

 どうぞよろしゅ!! ではまた。
2002/09 陣内大蔵


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