※「環境葬墓」には「地中立体埋蔵型合葬墓」と「樹木葬墓」の2種類があります。

環境葬墓−1【個別合祀墓】(地中立体埋蔵型合葬墓)
合祀墓とは合葬墓のことですが、この合祀墓にお骨を入れる時、骨壷からお骨を直接空けると、他人様のお骨と接触・混合するため好まれません。(現在の合祀墓は、ほとんどこの『お骨投げ込み式』の合祀墓です)。
「バイオ骨壷」は骨壷のまま1柱ずつ土の中に納める『土埋め戻し式』なので、地中に立体埋蔵しても、「バイオ骨壷」が自然分解して“土に還る”までは、他人様のお骨と接触・混合することがありません。
合祀墓でありながら、お墓の中で個別性を保っています。だから「個別合祀墓」なのです。
お骨の一時預り的意味合いの強い納骨堂方式は、いずれ合祀墓方式に変わっていくものと思われます。

明治期に家父長制のもとに建てられた「家墓」も、「家制度」崩壊により、旧来の「家」の束縛から 開放されたいとの願望が強く(特に女性に)、今までのお墓の意味と重要性が確実に薄れてきている。 また、これからの高齢化社会では独居高齢者も増え、あの世で同じ考え同じ境遇の人々と、一緒に祀られる合祀墓(共同墓)の要望が増加するものと考えられる。特に、合祀墓であっても、お骨が土に還る までは、直接他人様のお骨と交じり合わない個別式の合祀墓が主流となっていくであろう。
「土に還る」ことの意義は、魂の安らぎ、気持ちの癒しを得られることにある。
地球上の生物は、地球上に生を受け、それなりに精一杯生きて、そしてまた、
地球に還って行く。人間も、動物も、そして植物も・・・
土に還ることは、広い意味で自然に帰ることを意味する。
何故なら、コンクリートで覆われた地表の下は勿論のこと、海の底すら土である。
土を核として地球は存在する。従って「土に還る」ことが最も自然であり、魂の安らぎを得られる所以である。
一方、昨今の地球環境の変化を見ると、地球の大きさが変わらないのに、地表がコンクリートに覆われ露出土壌が減り(土もまた呼吸している)、
森林が伐採され、地球自体の持つ自浄作用(環境悪化に対する抵抗力)が減少してきている。
加えて、地球温暖化による地表面積の減少(温度が2℃上昇すれば、海面水位が約50cm上昇する)が重なり、
露出地面は減少の一途を辿っている。このままでは、「土に還る」にも、かえる地面に不足する事態ともなりかねない。
21世紀の葬墓システム





【関西の代表的な合祀墓の紹介】

≪景福寺の環境型個別式合祀墓≫・・・宗派不問、永代供養、住職常駐

従来の檀家墓地に併設して、宗派不問の合祀墓建設は、お寺墓地を有効利用でき、
檀家離れの心配もなく、格安費用で一般開放できるため、寺門隆盛の鍵ともなっている。

景福寺開眼
(開眼供養、平成13年9月23日)

万霊観音像の台座の中が納骨堂、その地下が埋蔵室となっている。 納骨堂が満杯に
なると、骨壷ごと地下の埋蔵室に移し、土を埋め戻して、 お骨を骨壷ごと土に還す。

所在地:兵庫県川辺郡猪名川町杉生
交通:阪急川西能勢口から車で約25分
住職:景福寺四十七世 森口 智幸
景福寺全景

※景福寺の「環境型個別合祀墓」には、当社の「バイオ骨壷」が使われております。

※当研究所では、このような「環境型個別式合祀墓」ご計画の寺院、墓地霊園業者様
からのご相談も承っております。




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納骨室


観音像の台座の内部が納骨室となっている。
センター部が地下に通じる埋蔵室になっている。

納骨室


※お骨は「バイオ骨壷」に移し変えられ、一旦、この納骨室に安置される。
一定期間安置され、納骨室が満杯になった時点で、地下の埋蔵室に骨壷ごと埋蔵される。
納骨室には約300体の遺骨が安置できる。





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