環境葬墓−2【樹木葬墓】
一般に、樹木葬とは葬墓のソバに植樹することを言いますが、広い意味では森林の中に葬墓を作ることを樹木葬に含め、植樹は自由です。また、自然葬とは、狭い意味では散骨のことを言いますが、散骨は厳密には、2ミリ以下にお骨を粉砕して山や海に撒くことを指します。散骨は、墓地でない場所に散骨しても法的に罰則はありませんが、近隣に迷惑を及ぼさないことの配慮が必要です。一方、樹木葬は、墓地として認可された山林墓地に、お骨を埋蔵しますので、お骨を2ミリ以下に粉砕する必要はありません。

注ー1)当研究所では、岩手県で行われている「樹木葬」(お骨を骨壷から直接土に空ける方式)と 区別する意味で「樹木葬墓」(お骨を骨壷のまま土に埋蔵する方式)という表現を採用しています。 それは、樹木を大切にするという意味では同じですが、あくまで「墓地」であり「葬儀」ではありませんので「樹木葬墓」としております。

注ー2)当研究所では、「散骨」を奨励する立場を取っておりません。それは「散骨」という葬法が 法的規制がないだけで公認されたものではないからです。現に、隣国韓国でも、“散骨は環境を汚す”との理由で、つい最近「散骨禁止令」(罰金刑)が制定されました。近い将来日本でも、禁止又は地域限定の法的規制がなされる方向にあると考えられます。

【関西の代表的な樹木葬墓の紹介】

≪京都・満願寺の樹木葬墓≫・・・緑あふれる樹木の下で、宗派不問、永代供養、

土地が十分ある地方のお寺墓地の場合は、こういった樹木葬墓形式が今後も普及するものと思われる。 墓地造成による自然破壊を招かないで、自然と共生しながら、緑の中で安眠できる。


<満願寺樹木葬墓
(樹木葬墓埋蔵実施風景、平成13年8月)


墓地も墓石も不要のため、葬墓価格は、従来の墓石墓地の10分の1以下に収まる。

所在地:京都府亀岡市西別院満願寺町
交通:名神茨木インターから車で約30分
住職: 満願寺住職   中嶋真修

※「満願寺・樹木葬墓」には、当社の「バイオ骨壷」が使われております。

※当研究所では、このような「樹木葬墓」ご計画の寺院、墓地霊園業者様及び、行政都市計画の墓地担当者様からのご相談も承っております。



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