ギーグと引き分け編


さて、ゴン太さんから面白い情報をいただきました。
GBA版でギーグでひたすらガードしまくっていたら引き分けになってエンディングになりました。
とのことです。

第1集でもその有用性と可能性に注目されていた「引き分け」というシステム。
またしてもその素晴らしさを再認させてくれそうです。

さっそく、FC版で確かめてみることにしました。


データはスムーズに進行できるように、コードを使用したレベル99にしました。
そして、ウワサの引き分けがコレ。 ラストバトルでもできるとは……
(ラスボスのため、画像は伏せています。ただし、ギーグであることの証拠に下を少し残しました)


マザーシップ退却。
ギーグが倒れると同時に仲間の意識も回復するため、この状況は珍しいです。


そして、ホントに始まりましたよエンディング。
天使になったままでこっち向いてんじゃねぇよ!(笑)


この技の有用性としては、低レベルクリアを望めるところではないでしょうか。
ギーグの攻撃はPSIとして認識されるため、レベルによるディフェンス値に依存しません。
と、言うことは、後は体力をいかに上げるか(=ギーグの攻撃に何回耐えられるか)にかかってきます。
レベル99でもライフアップγを11回使いました。結構な数です。

そこで、少し数学的に物事を考えてみますと…

ダメージはサイコシールド使用の通常時で40、ガードしているとさらに半分の20前後になります。
そこで、期待値を40と20、耐え得る回数をxとすると、必要な体力yは

y=20x+40-------@

となります。
また、にんてんのHP成長度合いは、公式ガイドブックによると
Lv34で195、Lv99で510の直線を考えると、レベルをχ、HPをψとして

ψ=5χ+20-------A

これに対して、にんてんのPP成長度合いは同レベル間において値が130、380なので
同様にレベルをχ、PPをφとして

φ=4χ−11-------B

と直線近似できます。(整数に近似したため、正確な値ではありません)

これらを用いて、Aから適当なレベルにおいてHPを算出し、@に代入して耐え得るターンを算出、
引き分けるには256ターン経過することが条件なので、そこからBで
実際に耐えられるだけのPPを持っているか、その最適解を出してみます。

結果は、レベルが52必要であるとでました。
………低レベルクリアどころじゃなかったですね。すんません。(笑)




とりあえず、今の時点での検証ごとはこれで終わりです。



ストイックプレイへ     TOPへ