西国の雄 毛利元就
一、元就との出会い
『私と毛利元就公との出会い。』
私が毛利元就について初めて知ったのは小学校5〜6年生のころでした。
その当時、某ゲ−ムメ−カの某有名戦国歴史シュミレ−ションゲ−ムを購入したことがきっかけで、
広島県出身と言う理由で安芸国の大名を選び、それが毛利元就公だったのです。(←動機不順!!!(笑))
・・・ですが遊んでいくうちにそのゲ−ムの中で毛利元就という人物の評価が周りの武将よりもかなり高かったことや、
自分が戦国時代に興味があり、その中で自分の出身地の戦国武将にも興味があったため、毛利元就についても
だんだんと興味を持つようになりました。
そんな中で、たまたま目にした山岡壮八著の『毛利元就』(全二巻 講談社より)を購入したことにより、
私の元就好きは決定的なものとなり、またさらには、その後の私の人生感をも大きく変化させました。
この小説に書かれている毛利元就像はとても頭が賢く、知略に長け、どんな苦境にも負けない武将で、さらには
その苦境や困難を乗り越えて、自らよりも巨大な敵勢力を倒す・・・と言ったまさに英雄的な(?)書かれ方をされており
その当時の幼い私にはそれが素直にとても面白く感じ、さらには元就に対して一種憧れを抱くようにもなりました。
(↑その憧れが飛躍し、一時期自分も毛利元就のような英雄(人物)になりたいとすら考えたこともあります。(^^;))
ですがその数年後、改めて毛利元就について考えたところ、元就という人物は昔、私が考えていたような
ただ単なる歴史の英雄ではなく、時には謀略を用い、時には家族を大切にし、また時には天下を取ることよりも
永続的な子孫繁栄を願う・・・e.t.c.という風に戦国群雄多しといえども色々な点で異彩を放っている武将であることに
気が付き、また違った視点からも興味を持つようになりました。
・・・このように毛利元就という人物について自分の年齢が上がれば上がるほど色々な角度からますます興味を持って、
現在に至っております。これからも、さらに元就について、また元就の生きた時代について勉強していきたいと思います。
製作者:安芸中納言
2001年7月29日