TRPGの設定・データ

現在進行中の「砂塵の彼方へ」用の物です。

 

○PC(プレイヤーキャラクター)

イマラアルト ハーフエルフ 女性 魔術師

 シビリア大魔術学園出身で養父はその校長。大胆な言動でパーティを危機と混乱に陥れる(?)。得意なことは呪文による攻撃と攻撃と攻撃(笑)。何故か頭脳労働はあまりしていない(時々鋭い冴えは見せるが)。最近覚えた光の精霊呪文「光の槍」でグレーターデーモンを瞬殺するなどブイブイ言わせている。出生に秘密があるそうだがまだ明かされないまま。

 

シューグ 人間 男性 剣士

 ジャイアントソードを最小限しか振らない剣士。鳳凰流の奥義まで習得している実力派のはずだが、ひたすら楽して儲けようとしているためあまり実力を目の当たりにすることがない。お金をためてアキンの騎士団「ハリケーンタイガース」に入団することが目的のためか、お金にはかなり汚く犯罪者一歩手前(犯罪者そのものか?)の行為が目立つ。パーティでは唯一の頭脳労働者にすでになっている。←剣士なのにぃ。

 

マグ グラスランナー 男性 格闘家

 六人の英雄に憧れて旅に出てきたグラスランナー(犬耳族)の少年。クローをふりふりゴーレムやキマイラをぼてくり回している。最近では至刀流の奥義を習得し男らしさに磨きがかかるかと思いきや、外見と格好はどんどんろり系少女化してきている。嗅覚技能などを取っているため、くさそうな物が出ると必ず匂いを嗅がされていたりする。ちなみにデーモンは「らっきょくさい」そうな…。

 

リクサリス・キャロン(リックス) 人間 男性 魔術師

 シビリア大魔術学園出身の魔術師。登場時は鏡で自分の顔を見ながらでないと生きていけないナルシスト(というか変な人)だった、今もそうかもしれないが…。活躍している時には優秀に見えるが、強力無比な魔力で数少ない呪文を操るので、実際のところは無能か優秀か判断に苦しむ(笑)。あると思っていた魔法を持っていなかったり、思わぬ魔法を覚えていたりとなかなか侮れない。意外に深い過去が…?

 

レーア・クロケット 人間 男性 魔法剣士

 本業ギャンブラー(?)。そのためか、その関連のいざこざが彼に迫りつつある(??)。習得している剣技が無天流のためかアウトレンジから遠距離剣技と魔法で戦うことが多い。得意技は二燕(フタツバメ、10m内の目標二体を同時に切り裂く)なので敵の数が少ないときは、余った剣撃をどうするかでよく頭を悩ましている。遠距離で剣技・魔法を敵と打合いしている姿はガンマンのようである(もちろん、肉弾戦もしてるのですが)。最近、可愛い女の子に追っかけられてまーす(笑)。

 

○人物

六人の英雄

 光の戦士「シュルツ」、雷の魔法剣「アリシィ」、疾風のクナイ「蘭」、百の魔術(千の知識)「シーロブス」、灼熱の拳「知られざる者」の五人と彼らとともに戦ったドラゴン「スノーブレス」。40年前に世界を脅かした邪悪な魔獣「ゲイセフインツ」を倒した伝説の勇者達のことをこう呼んでいる(知られざるものは記録に名前が残っていなかったのでこう呼ばれている)。彼らは戦いの後すぐに姿をくらませてしまい現在の消息は不明。

 だったが、どうやらアリシィはその戦いで禁断の呪文を使い大地と同化して今はサイリニにある巨木となっており、シーロブスも禁断の呪文でドラゴンそのものに姿を変えていた(キルフライムで死亡)。また、スノーブレスはその身を巨石と変えてゲイセフインツの動きを止め、そのままらしい。彼らはゲイセフインツを倒すために自分の本来の姿(魂までも)を犠牲にしたようである。他のメンバーは依然消息不明だが…。

 

ムロ=リン

 サイリニの宮廷魔術師にして軍師。なんですが、キュートな名前のせいでひたすら笑いを取ってしまいました。城を守るために古より伝わる禁断の呪法を使い、その結果城の柱と同化してしまいました(城の中心となっている儀式の間から全ての魔力を放出、強力無比な結界を城の外周全域へ張り巡らせるという呪法です。過去ほとんど全ての例で同様の結果であった様子)

 最後に南方より邪悪で強大な力を持つものが訪れる、と言い残して柱の一部となられました。呪法の結界がアンテナの役目もしていたようで、その事に気づいたようです。邪悪で強力な力を持つものとはいったい何なんでしょうねぇ。伝説の魔獣ゲイセフインツに近いぐらい強大らしいですし。

 ちなみにかわいい孫娘がいらっしゃいます。名前はクルリィー=リン。職業は魔法使いです。

 

サミレ

 サイリニの王女、静天法流の達人で別名「西の聖女」。軍略に優れ、部下の信頼も厚く、清楚可憐で心優しい。まさにパーフェクトプリンセス! なんですが、PCには少々受けが悪いようです。まぁ、肩肘張って無理して行動しているのが表面上にも表れてるせいか少しギシギシした態度だからしょうがないと言えばしょうがないでしょう。

 

クロード

 比較的初期から登場し、PCと行動をともにすることも多いNPC。何処か良いお家の御曹司だったようだが、現在はショロットというグラスランナーの少女とともに旅をしている。旅の目的はどうやらクロスエッジなる人物を倒すことらしい。また、そのための実力が自分に不足していることも良く分かっており、自分が勝てるギリギリのレベルの敵を求めて辻斬りをしていたりもする努力の人(笑)。でも、根本的にはお人よしで真面目、かつ、運も悪いため、貧乏くじばかり引いて人の役に立ってしまっていたりする。

 炎の力を宿す家宝の魔剣「クリムゾンスチール」(形状はジャイアントソード)を持っている。

 

グリンダ

 PCの旅のきっかけを作った女性。彼女が同行した「兄弟子が忘れていったゴーレムの設計図を、シビリアのゴーレスコンテスト開催までに届ける」という依頼が全ての始まりだった。多くの魔法を操る有能な魔術師だったが、世間知らずとそこから派生する大胆でずれた発言はPCの寿命を何度も縮めている。現在はキルフライムに捕らえられており、PCの助けを待っている状態。

 イメージ力が皆無に等しく、幻影の呪文がまるで使えない(用を成さない)ことが数ある欠点の中の一つ。

 

シャバックス

 ギャンブルの事でレーアに恨みがあるらしく、ニセレーアとなって悪行三昧を働いている(どっちかと言うと悪行のついでにニセレーアとなっている感じだが…)。何をどうしているのか、顔は同じで、声もそっくり、おまけに剣技まで同じ流派である。実力も高い。

 

キークスラル

 キルフライム竜狩り隊のリーダー。魔王と契約して体得する武術「魔竜黒炎拳」の達人。エルダードラゴンと一人戦うほどの実力を持ち、なおかつ自分に不利と見るやサッサと逃亡するたちの悪いやつである。彼が竜狩り隊を使って狩ったドラゴンはキマイラなどの研究に使われている模様。

 

○モンスター

デカチュウ&ダイチュウ

 両方ともキマイラ製造の技術で作られた合成生物です。南方の森林地帯に生息する巨大ねずみと同地方の河川や沼に生息する巨大電気うなぎが原材料です。デカチュウがRV車ぐらいの大きさで、ダイチュウはそれより一回り大きいです。主な特殊攻撃はともに、強力な電撃と瞬間的に移動速度を増して行う体当たりです。10万ボルトに高速移動、デカチュウの進化形はダイチュウといえば元ネタは分かりますね()

 私だったら、こんな連中引き連れるのは嫌です。デカチュウGETでチュウ(笑)。

 

グレーターデーモン

 最上級の下位魔族。通常に使役できる魔族の中では最も強い力を持ち、並みの冒険者では一匹出ただけで全滅の危険性もある。レベル3までの魔法を操り、格闘戦も下手な剣士・格闘家を圧倒する。魔族の常で魔法あるいは魔法のかかった武器でなければ傷つくことすらない。

 

中位魔族

 召喚された際の契約に縛られながらも自我を持つ、魔族としての格がグレーターデーモンより明らかに高い魔族。大抵は力もグレーターデーモンを遥かに凌ぐ。召喚も難しいが、召喚後に言う事をきかすのも難しく、術者の実力がかなり顕著に問われる。姿、能力、力など様々で固有の名前を持っている。

 ただし、アークデーモンだけは例外で中位魔族だが固有の名前を持たず姿も同じである(グレーターデーモンと中位魔族の中間的存在と言える)。

 

ボーンウォーリア(ファイブソードゴーレム)

 6本の腕を持つ骸骨剣士の形をしたゴーレム。五本の腕に剣、残りの一本には盾を持つ。後ろになびかせている髪の毛のようなものは受けた呪文の力を拡散して外へ逃がしてしまうためのもので、魔法は通じない。剣で五人まで同時に攻撃することが出来、虚ろな眼窩からはレーザー光線のようなブレスを敵一体へ放つ。また、魔法あるいは魔法のかかった武器でなければ傷つくことはない。かなり高度な技術でなければ作ることの出来なかったゴーレムのようで遭遇することはまれである。製作者によりバリエーションもあるようで強さや特殊能力が微妙に違うこともある。

 

○アイテム

エーヴル、グルーン、ビーズ

 悪魔殺しの能力を持った魔法の武器。どうやら形状は契約者(所持者)によって変化するらしいが、現在はエーヴルがジャイアントソード、グルーンがグレートソード、ビーズがスタッフの形状になっている。エーヴル、グルーンには切りつけた下位魔族を消滅させる特殊剣技「悪魔喰い」の力があり、ビーズは効果範囲内の下位魔族を消滅させる特殊魔法「魔族消滅」の力を宿している。

 どの武器も謎の黒いローブの男に導かれ手にしたもので「これから先魔族と戦う事になる」「契約が終るまでその武器は決して傍らを離れることはない」ということらしい。ちなみにこの契約のために、所持者のPC3人(シューグ、レーア、イマラアルト)は、現在微かな邪悪の波動を放っているそうだ。

 もともと、邪悪…という説もあるんですが(笑)。

 

竜の爪

 キルフライムに捕らえられていた最も若き竜(実は六人の英雄の一人シーロブスだった)が残されていた生命力と魔力を振り絞って作り出した魔法の武器。形状は格闘用のクローで一日3回だけ冷気を宿して攻撃する事が出来る。現在の所有者はマグ。

 

○魔法

 

殺戮の魔竜の魔法

 魔王の一人(?)殺戮の魔竜の力を借りる魔法です。PCは基本的に使用できません。

 

レベル1

名称 魔炎  効果 自身を中心に半径10mを黒炎で覆い範囲内のもの全てに30点の魔法打撃を与えます。

 

レベル2

名称 黒炎招来  効果 前方20mへ黒炎を放ちます。効果範囲内へ50点の魔法打撃を与えます。

 

レベル3

名称 黒炎の魔竜  効果 魔竜の形をした黒炎を目標へ放ちます。抵抗判定を行い、抵抗に失敗すれば1D6を振って、1で頭部、2で右手、3で左手、4で右足、5で左足、6で胴体、を焼失します。また、抵抗の結果にかかわらず120点の魔法打撃を与えます。炎のダメージを無効化するモンスターやアイテムの所持者の場合、ダメージは負いませんが抵抗判定は行い、失敗すれば1D6の判定部位を失います。別名ティルトファング。今までにPCの犠牲者(結構)多数です。