私の愛車
JOGアプリオ(ヤマハ)
 退役したタクトの後釜には、アドレスV100が納まっているはずでした。
 しかし、50ccでないと、どうしても困る場面がある(駅前など各所の駐輪場が原付一種しか停められないなど)のと、奥様がバイク通勤に変わりアドレスV100を使う事が増えたので、本当の意味でのタクトの後継機として購入しました。
 単に赤い原付が欲しかったわけではありません(笑)。
 とりあえず乗ってみた感想ですが、さすがにタクトから10年以上たって生まれてきただけのことはあります。
 パワー感はまるでないのですが、気が付けばスピードは60km近くまでスッと出ています。
 形式としてはタクトと同じ前後ドラムブレーキですが、効きがかなり違います。カッキリと確実に減速してくれます。
 キー差込口の前に収納スペースがあり、ロックなどの出し入れする小物が入れられて便利です。コンビニフックまでついています。
 タイヤの空気注入口が90度に曲がっていて、ホイールに干渉する事無く空気が入れられます。これはタクトで苦労したので(注入口を延長して90度にするアダプターを使っていました)かなり嬉しかったです。
 しかし、弱点もチラホラ…。
 2ストオイルの現在量が、メットインスペースを開けてカウルの一部を取り外さないと見ることが出来ません。しかも、今現在どの程度の量が入っているのか非常に分かりづらいです。
 また、オイルの補充も同様の手順が必要な上に、注入口の角度が悪くて入れにくいです。
 オプションでサイドスタンドがあるらしいのですが、これが純正オプションなのに下部のカウルの一部を切断加工しないと装着できません。
 あと、これは余談ですが、メットインスペースは普通の形のフルフェイスのヘルメットがギリギリ入るだけのスペースしかありません。これは他の原付スクーターも同様なので、仕方のない事で弱点に数えるには可哀想なのですが、テレオスはバイザーが邪魔で入りませんでした。アドレスV100には入ったので誤算でした。
 まあ、そんなこんなで清濁併せ呑むようなバイクですが、タクトに代わってたっぷりと働いてもらいたいと思います。
 何より車体色が赤いのが良いですなぁ(笑)。
 さて、たっぷり働いてもらうはずのアプリオでしたが、購入から1〜2ヶ月でエンジン付近から異音を発してバイク屋さん送りになりました orz
 バイク屋さんの診断では駆動系のベアリングが割れているのではないかという事でした。とりあえず見積もりを取ってもらったところ、開けてみるとベアリングに伴い駆動系がボロボロになっており、その他にもアンダーカウルの割れなどもあったので、廃車も覚悟しました。
 しかし、何とか予算内だったので修理することに。
 壊れていたところの修理はもちろん、どうもこの中古を販売していた方のバイク屋がいいかげんだったらしく、中を開けるとシッカリ組めていない場所が多数だったそうです。それも全てサービスで組みなおしてくださって(さすが腕とサービス満点のバイク屋さん。本当にいつもありがとうございます)雨ざらし上等号として使うにはもったいないような手当てを受けて、JOGアプリオ君完全復活となりました。
 これから頑張ってくださいよ〜。
 ちょっとアプリオにステッカーを貼ってお洒落(笑)しています。
 それから偶然オドメーターの数字が12345になったので記念撮影。
 さて、雨ざらし上等号として活躍してくれたJOGアプリオ君ですが、モンキー(新型)の購買にあたって、置き場所の確保からトコロテンじょうに押し出されてしまいました。
 Eg始動に手間取ったり、2ストオイルが入れにくく、こぼしたりと中々手間をかけてくれた原付ですが、元気に走り近場の用事を次々とこなしてくれた良い相棒でした。


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