CULT GLASS STARS/thee michelle gun elephant
ミッシェルの1stアルバム。
ここから彼らは始まり現在に至る。
普通1stというと原点といったモノが感じられるなぁと言ったところだが彼らの1stにはそう言ったモノが感じられない。
今のアルバムら(特にChikin Zombies以降)とは全く違う異質な感じに仕上がっている。が、全くアルバムの出来は良い物で「昔のミッシェルの音の方が好き!」という人もいる。
特に「GEAR BLUES」 「CASANOVA SNAKE」からミッシェルを聞き始めた人ならかなり驚くはずである。(自分自身「CASANOVA SNAKE」から聞き始めた)
ミッシェルはいつもそうなのだが好みはあるもののいわゆる捨て曲というものがない。このアルバムも捨て曲は一つもない。
1.トカゲ
2.Storawberry Garden
3.キング
4.世界の終わり
5.Toy
6.Black Tambourin
7.I was Walkin' & Sleepin'
8.Dallas Fried Chicken
9.アンクルサムへの手紙
10.Suicide Morning
11.いじけるなベイベー
12.眠らなきゃ
13.Remember Amsterdam
1.はギターからはじまるイントロが印象的。
2.はチバユウスケの歌詞が幻想的で俺のお気に入りの曲。
3.は腐ってるのが良いらしい。
4.印象的なギターのイントロから最後まで突っ走っていくようなメロディー。世界の終わりとはまさにこの曲のこと。
5.ミッシェル初のエロソングである。1stならでは。
6.インディーズ時代からの曲。
7.とっても爽やかな曲。チバユウスケ曰く。「これが俺!」らしい。
8.と13.はインスト。格好いい。それだけ。
9.はこれまたお気に入りの一つ。いわゆるフロウな感じってやつ。ふわふわしてる。
10.時々俺はこれを歩きながら歌ってます。
11.このアルバムの中で一番、疾走感がある曲。
12.ちょっとルパン三世のエンディングテーマに似てるミッシェルのバラード。チバが叫ぶように歌う部分は印象的。
「65/100」
全体的にラウドではなく、むしろ爽やかでもある。お薦め。
13曲目の最後にチバがボソッと「おやすみ」というのも聞き捨てならない。
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GEAR BLUES/thee michelle gun elephant
ミッシェルの最高傑作と名高い4thアルバム。ゴリゴリで喧しいミッシェルの神髄が溢れている。
一曲目「ウエスト・キャバレー・ドライブ」からもうヤーサン全開なサウンドで押しまくる。もう本当に格好いい。ヤクザそのもの。
二曲目「スモーキン・ビリー」 はミッシェルのヤクザ音楽そのもの。
「SATANIC BOOM BOOM HEAD」 「HOTEL BRONCO」 はもう厳つすぎ。格好いい。
「DOG WAY」
「BRIAN DOWN」
「SOUL WARP」
「BOILED OIL」
「DANNY GO」
なんかもういうに及ばず。
カッティングの効いた楽曲でもう彼らの魂そのもの。
なんといってもお薦めは「KILLER BEACH」
歌詞からして最高。思わず口ずさんで歌いたくなるメロディーがまた最高。
もう本当に日本の日の丸背負えるバンドだ。U.K.の中でもこれほどのロッカーはそうそういないだろう。
「73/100」
チバユウスケは男の中の男。