今年も、私の個人的なレッスルマニアの感想を書いてみたいと思います。
その前に、ここ数年(3年弱くらい)のWWFの傾向として、
傾向1については、悪く言えばフィニッシュシーン以外はワンパターン、となるのですが、観客の期待を大きく裏切ることがないという点では評価できるのではないでしょうか。 私としては、この傾向2がすごく気に入らなくて、ここ2年間のWM15とWM16の満足度はイマイチです。「WMなんだからビッグゲスト呼ぶべきだ!」という考えなわけです。
以下、私が気になった試合を見ていきます。
個人的ベストバウトはカード・アングルvsクリス・ベノワの一戦です。
WWFタッグ選手権のTLC戦は、昨年以来激しい試合を続けている3チームによる試合でしたが、期待に違わぬハードコアさでした。
ビンスvsシェインの試合も、(賛否両論でしょうが)面白かったです。
ギミックバトルロイヤルはオールドファン向けでしょうか。
セミとメインはそれぞれアンダーテイカーvsHHH、ストーンコールドvsロックでした。
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新日本プロレスの大阪ドーム大会が、全国区でゴールデンタイムに生中継されました。 昨年の4月にも新日本プロレスはゴールデン中継を実現させましたが、今のプロレス界の現状ではゴールデン中継を実現できるのは新日本だけ、と言えるでしょう。それだけに、一般層にも訴えかかるような内容を期待していたのですが……。 とりあえず、見ていきましょう。
猪木軍vs新日本にテーマを絞るという意味では、長州−川田のタッグ対決とT2000−BATTのタッグ対決は必要なかったのではないでしょうか。永田vs中西は今の新日本を見せるという意味がありますが。
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プロレスの試合中には、様々な音が飛び交います。 マットが響く音、観客の歓声、レスラーがあげる声、体と体がぶつかり合う音……。 これらの中に、レスラー側が意図的に出す「効果音」というのもあります。
具体的な例を一つ挙げますと、WWFのロックは右手でパンチを出すと同時に、左手で自分の太股を叩いてパチンという音を出しています。これは典型的な効果音です。
プロレスラーは、会場の隅にいる観客までプロレスを伝えなければいけません。
例えば、キック(いわゆる格闘キック)の時の音というのは、蹴りの威力の他にも、レガースをつけているかどうかや、相手のどの部分を蹴るかによって決まります。また、キックはディフェンスされてもいい音が鳴ります。
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