三沢光晴が大量の選手・スタッフを引き連れて全日本を離脱。新団体を結成することとなりました。 これまでにも、全日本が三沢派と元子派に分裂するのでは? という噂は流れていましたが、それが現実となったわけです。
さて、噂の時点では、元子派は百田・田上・川田、 三沢派は小橋・秋山・若手の多数、 というのが一般的に言われていることでした。
今後は新日本に上がる可能性が高いようですが、新日本が何にも増して優先するのは「ドームを一杯にすること」です。Uインターの高田が最も顕著な例ですね。半年の間で3回ドームのメインを張って、インパクトが無くなるとそれっきりですから。
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今、三沢の社長解任・全日本退団が何かと話題ですが、その少し前に、大きく揺れいてた団体がFMWです。
邪道・外道・金村の3人が契約問題で揺れていたようですし(結局は契約は更改した)、田中将斗との契約問題も解決していません。
私は新生FMW時代のハヤブサ・グラジ・田中達の試合を見て、FMWに注目するようになったのですが、あの頃FMWが目指していたのは「全日本」でした。
今のFMWは明らかにWWFを意識していますが、舞台装置が安っぽかったり、選手が大根役者だったり、日本の観客がWWFのノリを理解できなかったり、とあまり評価できません。
じゃあ、今後はどういう路線にすればいいのか? と、私に聞かれてもハッキリとした答えはないのですが……。スポンサーだったディレクTVが無くなったわけですから、これからは一般層を意識するよりは、純然たるプロレスファンを振り向かせるような努力をすべきだと思います。
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6月9日(金)新日本 大阪市中央体育会大会の観戦記です。 (※フォントは小さ目のほうが見やすいです)
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普通の第一試合でした。 開始早々に柴田と棚橋が素早いグランドの動きを見せたのがヤングライオンらしかったですね。
絶対順位決定戦 ○真壁伸也(ジャーマン)藤田譲× この試合は“最下位決定戦”となったわけですが、なかなかの好勝負でした。特に藤田の動きがよかったです、最終戦だというのに大したものですね。体格のハンデを見事に埋めてました。フィニッシュとなった真壁のジャーマンも素晴らしかったです。
絶対順位決定戦 ○D・ワグナーJr.(みちのくドライバー2)ロメオ× ロメオくんは、試合前にちゃんとネックレスを外してました。やっぱTVマッチの時(vs藤田戦)に付けてたのを、マサさんとかに怒られたんでしょうね。 試合は、ワグナーの完勝。少々役者が違いました。
絶対順位決定戦 ○E・サムライ(雪崩式リバースDDT)臼田勝美× 昔にFMWにマスクマンで参戦した頃のようなファイトを想像していたら、思いっきりバトラーツスタイルでした。 「関節技をかける ―> 痛がりながらロープへ」という動きが妙に多くて、試合としてはイマイチ。最後はエグ〜〜イ技で、サムライの勝利。
絶対順位決定戦 ×金本浩二(足取り逆十字固め)ケンドー・カシン○ カシンが雪崩式のダイヤモンドダスト(たぶん)を出すなど、普段と違う動きもありましたが、7分少々の試合時間では少し物足りなかったです。 この絶対順位決定戦では、選手は集中力を高めにくかったのかもしれませんね(悪く言うと、消化試合みたいだった)。
絶対順位決定戦 ×グラン浜田(膝十字固め)田中稔○ 浜田のエネルギッシュな動きは、本当に見る度に驚かされます。が、田中が相手ではルチャの動きも出しにくかったようで、最後は田中の執拗な膝十字の前に破れました。
この試合はすごく面白かったです。
今シリーズに復帰した西村の試合です。 が、開始早々に蝶野がマイクを持ち、「お前ら3人じゃ相手にならねぇ、(セコンドも入れて)全員でやるぞ! 全面対決だ! エーッ!」みたいなことを言って、試合前に両軍のセコンドが暴れてました。テレビがあると、こういうことするんですね。 セコンドが去った後は、普通の6人タッグ。当然西村に注目していたのですが、取り立てていい動きでもなく、悪い動きでもなく。他の5人の流れに付いていっているだけでした。 小島がラリアットで西村から3カウント奪取。試合後も西村に何か言ってました。どうやら小島は西村のライバルに立候補しているようですね。
ジュニアリーグ戦・優勝決定戦 ×大谷晋二郎(ラリアット連発)高岩竜一○ 開始早々高岩がデスバレー! 私は「2.9で返すだろう」と思ったのですが、大谷は2.99で返し、いきなりどよめきが起こりました。 あとはドッシリとした試合。多分、この日初めてですね、こういうコッテリした試合は。 どちらかというと、「大谷が勝つんじゃねーの」という見方が多かった気がする(私もそうでした)のですが、最後は前後からのラリアット連発で高岩の勝ち。大谷はドラゴンスープレックスホールドを出せなかった(投げっ放しは出した)のが敗因でしょうか。
まあ西村も見れましたし、ジュニアのシングルがたくさん見れたのはよかったですけど(例年だと、2位以下は10人タッグとかになりますから)。 最後にいい話を。近くにいた見知らぬ女性のファンの方、試合の度に「男前」な方を大声で応援していました。棚橋、藤田、田中、西村、大谷、といった具合ですね。が、第五試合のカシンvs金本では、なぜかカシンを応援していました。「何でマスクマンの方が男前なの?」。この日の晩、これが気になって眠れませんでした。って、別にいい話でもないですね(笑)。
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GAORAで8年間に渡り放送された「WCWワールドワイド」が今年の5月いっぱいで放送終了となり、代わりとして「WCWサンダー」という番組が6月から放送開始となりました。
まず驚いたのは、解説者が変わっていたこと。ウォーリー山口さんになっていました。
最後の方にはマッチョマンとヒットマンも出てきましたし、ホーガン・フレアー・スティング・JJ・DDP・キッドマン・スタイナー・ダグラス、そしてビンス・ルッソーはほぼ出ずっぱり状態でした。
また、さりげなくハクソー・ジム・ドゥガンとディスコ・インフェルノが生き残っていたのは嬉しかったですね(笑)。
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