今回はプロレスのテーマ曲に関する話です。 ある程度の期間プロレスファンをやっていれば、これを読んでいる皆さんにも、それぞれにお気に入りのテーマ曲というのがあるのではないかと思います。
ところで、ベルトの価値に関してよく言われることとして、「ベルトの価値は、試合内容によってのみ高められる」というものです。
私は、同じことがテーマ曲に関しても言えると思います。つまり、
そんなわけで、私はトライアンフが好きです。 このように、テーマ曲はレスラーによって高められるわけです。
逆に「何か一つ、上昇するキカッケが欲しいな。よし、テーマ曲を変えてみよう」というような魂胆でテーマ曲を変えても、あまり意味はなさないわけです。
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つい1年ほど前まで、WCWといえば「豊富な選手層を抱えている」というイメージがありました。また、事実、その通りでした。
これだけ選手を揃えていながら、ストーンコールドとマクマホンの抗争に人気で勝てなかったわけですから、皮肉なものです。
まずショーは、いわゆるWCW純血選手でしたが99年2月にWCWとの契約が終了したのを期に、WWFへ移籍しました。現マット界では唯一といってもいいアンドレ・ザ・ジャイアント系の選手で、単純明快に“強さ”を体現している選手です。 ジェリコ、ベノワ、エディ、マレンコ、サターンは中量級の実力者達。WCWの選手層や内部問題に絡んで、WWFに移籍していきました。日本でも来日を待望する声が多い選手達です。
と、ここまでの6人は実力者で、WWFは実に安い買い物をしたといえるでしょう。
ボスマンは、今でもWWFでそれなりの地位に就いていますが、全日本を「ハードシップすぎる」という理由で去っていった経緯があるので、私はそれほど評価していません。
ブッカーTという選手は、クリス・ベノワと激しい抗争を繰り広げた選手です。その頃は、ベノワよりも紙一重上というポジションでしたし、実際それに関して違和感を感じることはありませんでした。
そしてキッドマン!!
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「天才レスラー」という言葉が最も似合うのは誰でしょうか? 日本人でよく言われるのは武藤敬司、佐山聡、三沢光晴などでしょう。 女子プロでは井上京子がよく言われますし、自称という点ではセッド・ジニアスがいますね(笑)。
どちらかというと、佐山は運動神経が抜群だった天才(ま、技の習得も群を抜いて早かったそうですが)、武藤・三沢がレスリングセンス的な天才、として分類できるのではないかと思います。
逆にヒットマンとの抗争では、ショーンが得意とするファイトスタイルは使えず、ヒットマンのペースに吸い込まれていたように思います。まあ、そういう展開でも十分に力を出していたのが、プロレスラー・ショーン・マイケルズの奥深さなのかもしれませんが。
ショーンの必殺技といえばスウィート・チン・ミュージックことトラースキックですが、ムーンサルトアタックやダイビングエルボーではかなりの跳躍力も披露していました。
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今年のチャンピオンカーニバルは小橋の10年目での初優勝で幕を閉じました。 決勝戦の結果は予想がつきやすかったですが、内容的にはなかなかの好勝負で、武道館に見に来た観客の満足度も高かったのではないかと思います。
試合後の発言、及び週刊プロレスNO.975でのインタビューでの発言をまとめてみました。
小橋vs大森といえば、今年の1月にも福岡国際センターでシングルマッチを行っていますが(18分31秒、ラリアットで小橋の勝ち)、この試合をTVで見た私は、小橋のファイトにすごく失望したのを覚えています。
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