週刊プロレスNo.962のエッセー・ストリートにてタッグマッチ及びタッグチームについての話が載っていました。
ここでは“タッグマッチはプロレスならではのものだ” とした上で、タッグチームは分類すると
なかなか興味深く読ませていただきました。
現在の日本プロレス界で言うと、1、は小島&天山や中西&永田や大森&高山です。同世代で、シングル王座にはまだ手が届きそうにない、という2人が組んでいれば、タッグ専門となります。というか、ファンの見方として「シングルでは期待できないけど、タッグでは期待できる」となるわけです。
つまり、強い者同士が組めば“いいタッグチーム(強いタッグチーム、ではない)”になるとは限らないわけです。 それどころか、どちらかが無理矢理女房役に回されてしまいます。先程のターザン発言の続きを見てみましょう。
日本ではそういうチームはあまり無い様な気もするのですが、アメリカWWFではショーン・マイケルズ&ディーゼルというコンビがありました。
ただ、あまりにも試合の型が決まりすぎているチームはダメです(難しいですね)。
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4月7日の新日本プロレス東京ドーム大会で、通算5度目の小川vs橋本の一騎打ちが決定しました。 このドーム大会は、開催が発表されたのが2月に入ってからですから、実質2ヶ月の期間で6万人の観衆を集めることとなります。この辺りの集客力は、新日本プロレスならではでしょうね。
この大会のメインは(試合順でも観客の期待感でも)小川vs橋本で決まりでしょう。
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昨日、全日本プロレス神戸大会に行ってきました。興行的に目玉となっていたのはメインの世界タッグ戦・ 小橋&秋山vsベイダー&ウィリアムスだけで、試合内容的に良かったのもこのカードだけだった、という大会でした。 私は一生懸命に小橋組の応援をしていたのですが、あえなくベイダーのチョークスラムによって小橋がピンフォールを奪われ、小橋はタッグ王座から陥落、ベイダーが五冠王となりました。
さて、なぜ私が小橋組を応援していたかというと、「世界タッグ王座の権威づけ」を小橋と秋山にしてほしかったからです。
FMWの6人タッグベルトが典型的な例ですが(すごく目まぐるしく王座が移動する)、メジャー団体でもよくあることです。
安定した長期政権を築いていれば、タッグのタイトルもシングル並みの価値を出すことが可能だと思います。今のタッグベルトは、シングルベルトの価値に引っ張られるような形で何とか保っているというのが実状と言えます。
これで殺人皇帝コンビがベルト奪取したら、スミスがあまりにも可哀相じゃないですかっ!
が、先程書いたとおり、殺人皇帝がチャンピオンになりました。さらに今シリーズ、スミスは再びアジアへと戻されてしまいました。パートナーはキマラ、……これも悲しい。 さらに昨日はセミで、あっさりと田上のノド輪でピンフォールされました。あぁ、本当に悲しい……。
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今回はかなり趣向を変えまして、学生プロレス団体・OWFについて話してみたいと思います。
学プロですから基本的にはローカルですし、営業力とかも正規のプロレス団体とは比べ物になりません。
が、が、しかし、しかし!! 私は想像以上のものを目にすることとなったのです。
とりあえず私が一番注目した選手は「ライジングキッド」選手。
ハッキリ言って、下手なプロの興行よりも、よっぽど面白かったです。私は、学プロを根拠も無しに蔑視していた自分を恥じてしまいました。
二つ目は、試合中に実況がある、ということ。
というわけで、2月5日の観戦記を書きます。
上新庄&下新庄コンビはパトリオットのマスクをつけてました、両方とも(笑)。イーグルは忘れらてるようです。 あと安藤選手のセコンドに大門・ザ・西郷選手がいました。“平成のヘイスタック・カルホーン”といった感じの体型でした。是非試合も見てみたかったですね。
なかなかカウント3が入らない好試合、最後はキッドがウラカン・ラナにいこうとしたところを岡部くんがキャッチしてそのまま逆エビという、クリス・ジェリコな技で決着。
ソルティ・キッドマン選手は一見レイヴェン風の身なりをしていて、カッコイイです。 終盤高橋がスプラッシュマウンテン連発でスターを追い込むが、ここでまさかの毒霧! 一気に形勢逆転、スターの雪崩式フランケンが高橋を襲う。が、高橋はこれをさらに回転させるという驚愕の技で丸め込んで、OWFの勝ち。
バンダイプレゼンツ、の試合。ガンダムとドムのコスプレをした人が戦うというもの。アニメ中のセリフを会場に流しつつ、アニメを再現してました。 「これはガンダムファン以外は置いてけぼりじゃ…」と心配しましたが、場内爆笑。さすがにガンダムって知名度広いんですね。もちろん私も笑ってました。ちなみに、試合そのものはあってないようなものでした。
マロ栗山選手はヒールそうな顔をしていて実際にヒールという、実によく出来たキャラクター。でも、一発一発の技が的確だったように思いますね。ちなみに、ウチの大学でバイトをしているらしい…、いつか会えるといいですね。 ジャッカル速水選手は武藤をモチーフにした選手。技も同じのを使ったりしてたけど、それよりも細かい仕種とかをコピーしていて、可笑しかったです。あと、なぜかアックスボンバーも使ってました。ダッシュ力は凄かったけど、武藤とアックスボンバーってすごくミスマッチのような気が…。 ピル・サムライ選手は空中技が得意な選手で、独特のリングインだけでもかなり魅せてくれました。名前の割りにカ・シン風のマスクを着けてました。が、そのマスクをマロ選手によって試合中に取られるというアクシデント。素顔もカッコイイひとでしたけどね。 試合は王者コンビがラフも織り交ぜつつ常にペースを握るが、最後は耐えに耐えたRWFチームが王者コンビの同士討ちを誘い、分断&仲間割れに成功。最後はサムライ選手のシューティングスター(すごーーくキレがあった)で勝利。試合後鶴田選手は泣きそうな顔になりながら、ベルトを掲げてました。
が、攻撃は長くは続かず、ディーノの反撃に遭う。そうこうしているうちにRWFのセコンドが乱入、続いてOWFも乱入し、リング上は大混乱。やむなく無効試合となった。 試合後、ディーノは「物足りねぇなぁ」とマイクアピールを始め、その矛先は意外な方向へと向かうこととなる……。
試合はディーノがペースを握り続けるが、一瞬のスキを着いたキッドはすぐさま反撃へ。そして、何と先程は出さなかった幻の技「フェニックススプラッシュ」をみせた!! 飛んだのは、またまた私の位置から一番近いポスト。何か縁があるんでしょうね。が、カウントは2。 これで攻め手がなくなってしまったキッドはディーノの豆まきやバレンタイン攻勢にハマってしまい、最終的には変形ダイビングボディープレスで王座防衛。 これが正真正銘のキッドの引退試合となった。
たった3試合しか観ることが出来なかった私ですが、ジーンと来るものがありました。
いよいよタイガーハート選手の登場です。赤い虎のマスク、鍛え上げられた肉体、そして未だシングルでスリーカウント数えさせたことはない、というOWF最強の男。 ビッグ・パイパン選手はシューズにフサフサがついていて、入場テーマ曲は「移民の歌(アアア〜〜〜アァ!)」! 体がかなり大きいので、本人もブロディをかなり意識しているようです。 試合は、ハートが持病の腰痛に加えて試合中に左膝を痛めたこともあって、ハートが捕まる展開が長く続いた。そんな中、アンデレ丸山選手のスープレックスは見事でした。相手の体を完全にコントロールしての投げはアマレス仕込みでしょうか、カレリンズリフトまでみせてくれました、凄いや。 最後は大きなパイパン選手をハートが雪崩式ジャックハマーで仕留めてOWFの勝ち。
ストロング倉内選手は耐えるプロレスを実践していました。とにかく相手の攻撃は限界まで受けるというスタイル。一方のガッツ逸物選手は、余裕を見せて相手を小馬鹿にしたような表情を見せつつも、得意のエルボードロップを要所要所で見せて、絶対にペースは握らせない。 試合は逸物が圧倒的優位で進んでいく。得意のエルボーの他にも、ライガーボムやデスバレーボムで激しく攻め立てるが、倉内は持ち前のガッツで3カウントを許さない。また、倉内が絶対の自信を持っているジャーマンは、逸物はかなり厳しく警戒していた。 結局、逸物が雪崩式デスバレーを出そうと倉内をポストに乗せたところで、蔵内が体を入れ替え、雪崩式の回転エビ固め(半ばパワーボム)でフィニッシュ。
試合もどれも内容のあるものばかりだったし、これで入場無料とは信じられない世界ですね。とにもかくにも、「これからも応援させて頂きたい」と強く思った1日でありました。 六甲祭実行委員会(ウチの大学の文化祭実行委員)の皆さんには、是非来年度もOWFプロレスを六甲祭に呼んでくださるよう、お願いしたいですね。
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クリス・ベノイ、 ディーン・マレンコ、 ペリー・サタン、 エディ・ゲレロの4人がWCWからWWFへと移籍しました。1月31日のRAWに乱入デビューしたそうです。 WCWの内部の方でいろいろと騒動が起こっているようで、その関係で4人は離脱したというわけです。 クリス・ベノイはWCW世界ヘビー級を取るほどにプッシュされたのですが、あえなく王座を剥奪され、離脱へといってしまいました。ヒットマンとのシングルは現プロレス界の最高峰とでもいうべき試合で、私は「この路線でいくなら、WCWは再び活力を取り戻すんじゃないか?」と期待しましたが、物事はなかなか上手く運ばないものですね。
トップのレスラーはレスリング技術うんぬんよりも、レスラーのキャラクターやパフォーマンスやストーリー上の役割などによって人気を獲得しているように思います。
また、WWFでうまくいかなかったら、思いきって日本の団体に本格参戦とかをしてほしいですね。
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