10月第1週の日記
10月1日(日)
皆さんは既にご存知の方も多いと思いますが、
今日(と言っても2日の深夜)に凱旋門賞が行われました。
この結果をご存知の人はさぞかし私が落ち込んでいるだろう、と考える人も多いと思います。
これほどまでの競馬好きで優勝間違いなしのディープインパクトが負けたんだから、と。
そんなわけで、落ち・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・込んでるわけ無いでしょう♪(核爆死)
ものすごーーーーく喜んでます、私!・・・・・・こんなことレース前に書いてると大顰蹙買いそうで、全く話題に触れませんでした。
でも、たしか5月だったか春頃の日記で「ステップレースを使えよ」みたいな事を書いたような気がしますが・・・気のせい?
とにもかくにも清々したというような気分です。エルコンドルパサーの時はもっと興奮してましたけどね、私。
連日ディープの様子やらなにやらとしつっこく報道されて一挙手一投足が話題になるという気の休まる日の無いというのが連日続きました。
別に私には関係ないだろう、なんて思われるかもしれませんが、鬱陶しいんです。
私はレースが見たいから土日は大体競馬の中継をしている局をみますが、中継の初っ端からディープディープでしたし。
しかも今日は日本ではGTがあったって言うのに、GTの回顧をせずに凱旋門凱旋門ですよ。
で、そのGTは日本馬が一応2、3着を取りましたが、1着はさらわれてしまいました。
このハイペースな展開を見てると、ネイティヴが出てたら2着あったんじゃ・・・?っていう気分にさせられました。
もうさ、地方馬もステップで二着確保でGTへなんていう取り決めなくして欲しいぐらいですよ。
むしろ優先出走枠を一つ設けて、後は本当に賞金順とか。だってねぇ、中央馬はほいほいと地方に出てって、
さらさらさら〜と重賞かっさらって賞金増額しておいて、中央ではいくら賞金あってもステップ勝つか二着じゃないとださないよ、
ってどんだけ閉鎖的なんですか。
そしてこのレースの結果が出た後にとある司会者が「今度はこちらが日本馬の力をみしてやりましょうよ」と発言。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・もう、本当に負けろ、と強く思いました(滅死)
でまぁ、実の所ディープが勝つ姿なんかさっぱり想像していなかったわけです。
ディープの話題が出るたびに私は「まぁ、負けるよ」と言い続けてきました。
理由としては極端にスタミナ+パワーの必要なレースでも変わらない走りが出来るのかっていうのと、
本番へぶっつけで挑んだって言うことですかね。
最初に関しては春天(3200m)や菊花賞(3000m)を解消してるんだから心配ないだろうって言われるかもしれませんが、
長い距離=スタミナ勝負と果たして言い切れるのでしょうか?
むしろ近年の傾向は長い距離のレースは前半はみんなでトロトロ走って残り1000mを切ってから皆がいっせいに動き出す、
いわゆる瞬発力勝負なわけです。バテるかバテないかの鈴鹿8耐(例え悪っ)とは違うんです。
それプラス、馬場の違いです。欧州の競馬場は自然そのままのコースを利用したっていうのが多く、
日本の馬場はでこぼこの無いように均してあり、しかもパンパンの土の固さですが、
欧州はコースそのものが起伏が激しいわ、芝も長いわと日本とは比にならないくらいのパワーが必要な形状をしています。
その上直線はやたらに長いのでいつものように仕掛けるとパワーがなければ伸びあぐねるという状態です。
スポーツカーと4WDの違い、と言えば分かりやすいのかもしれませんね。
で、もう一つのローテーションですね。前走が宝塚記念で6月の4週目に行われました。
そこから10月の1週まで約3ヶ月もレース間隔があいているんです。
今日の勝ち馬のテイクオーバーターゲットの前走とは違ってじっくり乗り込んだとはいえ、実戦レースの勘が戻っていたのか。
あと微妙に気になることとしては、日本のレースでもそうですが「完璧に仕上げた」とコメントしている馬が思わぬ敗退をするケースがあります。
で、ここまでつらつらつら〜と書いてきて一体何がいいたいか。
あまりにもディープを過信しすぎてない? ディープに酔いしれすぎてない?
まるで勝つことが当たり前のような感覚は大間違いじゃないのか。
そろそろここまでの異常な盛り上がり方は冷めていって欲しいと思います。
じゃないとこの馬が出るたびにまともな競馬が見られなくなるんだから。
日記書き終わり時刻 2日A.M.3:24