大脳生理学

人間の能力は無限です。新しい技術を獲得する為に練習が要求されるのは、体の防御反応だと考えられる。人間の体は必要な行動だけを残すようになっている。使われない行動は自然に退化するように働いている。 生まれてからハイハイ、ヨチヨチ歩き、直立歩行に移行する行動と同じです。意識的に行動して直立歩行になったわけではないです 必要な動きを、頭を通さずに直接反応させて 言ってみれば『反射運動』です。反射運動とは結局、無意識の反応です。無意識とは、意識がないことです。しかし最初から無意識の反応が起きる訳ではないことです。どうしても最初は、面倒な意識的努力をして習い始めないといけま
せん。その意識的な労力を出来るだけ少なくしようとするのが 大脳生理学の応用です。
脳の活性化にはタンパク質、脳細胞の働きをよくするのはカルシウムです。ビタミンB群は集中力を高めます。エネルギー源はブドウ糖 脳はエネルギーを蓄えておけないので 補給しないと その性能が鈍ります。右脳と左脳を共働状態におくことによって,脳の持つ能力が最大限に発揮できます


姿勢

よく言われなかったですか 「もっときちんと座って勉強しなさい。ダラダラしない」と。おそらくこれは何の科学的裏付けもなく出た言葉でしょうが、必ずしも正解ではないです。良い姿勢のほうが必ずしも頭に良く入るとは限らないのです。きちんとした姿勢の場合、筋肉は緊張し、そこから大脳の新皮質に覚醒信号が送られます。この新皮質の働きが活発になると、数学のような瞬時の判断力を必要とする勉強にはもってこいです。大脳の記憶は辺緑系といって、新皮質の下にあります。記憶が辺緑系に定着するためには、新皮質に休んでもらう必要があるのです。深い記憶を要する勉強にはきちんと座るよりむしろ、リラックスした姿勢で臨んだほうが効果的です。運動を覚えるうえで 脳の緩急の使い分けが必要になります。
今から行なう行動(練習)が どちらを使う行動なのか それにより 身体を緊張させるかリラックスさせるかが 変わります。また レベルによってもかわります 初心者には緊張させる事は だめでも 上級になれば 緊張させることもあります。

右脳

リズム、イメージ、形態の認識、空間の認識、合成的、全体的、感覚的、直観的
左手や左足の左半身

左脳
言語中枢、観念構成、算術、分析的、抽象的、論理的
右手、右足、右半

耳(聴覚
左脳には右耳がつながっている 左耳は右脳につながっている。
クラシック音楽は 脳細胞を快く刺激してくれます。得にモーツァルトがおすすめです

三半規管
耳の中の 内耳の一部で 身体の動きのセンサー的働きをして 身体のバランス(平衡感覚)を保ちます。
三半規管からの情報を前庭神経で小脳が受け取り どう行動するかを身体に伝えます。
この どこかに障害が起こると 身体のバランスが崩れます。その崩れは 色んな形として現れます。皆さんがよく経験される形として めまい、乗り物酔いなどが あります。最近でわ過度のゲームのし過ぎでや 大音量の音楽を聴いたり(ヘッドフォンによる)で 三半規管の狂いが出てきてます

目(視覚)
目から入った情報は、即座に脳を刺激するのです。
目にはいるものが、いつも単調で同じ内容の情報であったとしたら、脳の活性化は期待出来ません。大切なのは、目から脳に送られる情報の質のです。
視覚には 予測能力もあります 目そのものが予測するのでは無いでが

右脳と左脳の共働状態
レッスンの仕方で 過剰レッスン法があります。通常覚えれる限界を超えて 過剰にレッスンを行ないます。通常レッスン中は 左脳が働き 過剰分は 右脳が働きます。左脳が働いている間は 理解して覚えることになりますが 右脳の部分は イメージとして残ります。
この 左脳、右脳のバランスがとれる間に 技術習得に停滞期間が 起きますが これは バランスがとれるまでの期間ですので 続ける事でいっきに上達が出来ます。
バランスがとれたら 勝手に出来るようになります。コーチが 考える間を与えないような事をしているのは この為ですから 生徒は考える必要は無いです 限界を越えてレッスンを受けていますので。考えなくても イメージが残っていますので 停滞期間が過ぎれば勝手に出来るようになりますから 自分の脳を信じて 頑張って下さい。

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