梅が枝餅
うめがえもち
福岡県太宰府
☆梅が枝餅の由来

菅公が榎寺に謫居されていた際、安楽時の門前で老婆が餅を売っていた。公の境遇に同情して時折この店に迎え、また餅を持参しては公の無聊を慰めた。公が薨去された時、公の好物であったこの餅を梅の枝にさして霊柩に供えて送った。この故事にならい梅ヶ枝餅と称して売り出されたが、この餅に公の霊が通じたか梅ヶ枝餅を食うと病魔を防ぐに特効があるというので著名となった。

たかこさんが梅が枝餅とであったのは、2001年11月23日。
紛れもなくこの日の午後。福岡県の大宰府へ家族でお参りに行った時のこと…。
たかこさんは、梅が枝餅を初めて見た時から気になって気になって仕方なかった・・・。
餡子の好きなたかこさんは、何が何でも梅が枝餅を食べたかった…。でも、あまりの人の多さと他の皆のペースを乱してはいけないという思いとで、なかなか買うチャンスを見出せずにいた。 「あの梅が枝餅って何かねぇ〜?」というたかこさんの姉の一言で、「買ってくる!」と即ダッシュのたかこさん(^^;
あまりのすばやさに、全員の目が点、開いた口がふさがらなかった。・・・というわけではないけど、それくらいの勢い☆
しかし、七五三&紅葉&三連休と観光客が溢れかえる大宰府で食べる余裕はなく、その場で食べるのを諦める。場所をあらためて…と思っているうちに、宿につき、お風呂に入って、食事をして…あまりの豪勢な食事に梅が枝餅のはいる余地はなく、その日に食べるのをまたもや諦める。
翌日、無事に家へ帰り着き、やれやれホッと一息。やっと梅が枝餅にありつけたのでありました(^^)v
こんだけ待たされて食べた梅が枝餅は、たかこさんの心をくすぐる一品となったのでした☆

もちろん、その場で焼きたてほやほやをほおばるのが一番美味しいのは言うまでもありません。


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