デモらのパソコン奮闘記


Chapter 2 「んな、あほな・・・」

パソコンの電源というのは、地味ですが非常に重要なパーツです。それを象徴するように、
例えば300Wという同じ出力でも値段は数千円〜2万円超と大きな開きがあります。
安価な電源だと起動しない、フリーズ多発等のトラブルがいつ起きてもおかしくはありません。
今回400Wで足らなかったということで、できるだけ容量の大きなもの・品質のいいものに
的を絞り、最終的に↓の2つが候補に上がりました。



PC POWER&COOLING社
Turbo-Cool 450ATX

定格出力450W・ピーク出力550W
パソコンパーツ業界では高品質の代名詞、
「Made in USA」が売りです。








ENERMAX社 EG651P-VE

定格出力530W・ピーク出力650W
エアコンより電気を食う史上最強の
電源ですが、価格は↑より約¥10000
安くなってます。Made in Chinaだからかな?







当初はこの広告やMade in USAというブランド力に惹かれてTurbo-Coolに心が傾いた
のですが、通販でしか買えないこと・高価なことがネックになり、EG651P-VEに決定。
9月28日(金)に梅田のパソコンパーツショップで購入しました。

1日置いて30日(日)電源換装を決行です。




私のメインパソコン一式です。パソコン本体、
モニタ、プリンタ、フイルムスキャナ2台、
MIDI音源、PCカードリーダ、PCスピーカー
(ウーファ含)、RS232C切替器、さらに
パソコンと関係ありませんが、FM/AM
チューナー、ステレオのスピーカーが写ってます。
全部でいくらでしょう?(笑)













パソコンを部屋の隅から引っ張り出した
ところです。これらのコードをもう1度
きちんとつなぎ直すのが一番面倒なんです
よね〜。絡まり合わないようにするのが
大変!












パソコンの背面です。上部にある黒っぽいところが
電源です。もちろん、このままでは外れません。


















ケースのカバーを外しました。黄色・赤・黒のコードが
電源関係です。全てのコネクタを外さなければ
なりません。細かいものを合わせると15本くらいかな?


















取り外し完了!この電源も結構高かったん
ですけどね〜















ENERMAX社 EG651P-VEです。
天下無敵の650W!なのに400Wの↑の
方が重いっていうのが気になります。Made
in Chinaはあかんなぁ・・・(笑)












がたつかないよう、しっかりと固定します。












配線も全て終えて、スイッチオン!・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・あれ??ウンともスンともいいません。。。全ての配線をもう1度確認、
何度も試してみましたがやはり動きません。

「んな、アホな・・・」

まさか・・・

「初期不良!?」

そのまさかでした。雨の中、梅田のショップまで持っていって確認してもらったところ

「初期不良ですね」


返金してもらって、近くの別の店で同じものを購入しました。
(その店では品切れでした)
で、帰宅後すぐに取り付けてスイッチオン!

ウイ〜〜〜ン・・・

電源の冷却ファンが動き始め、パソコン起動!

「よっしゃ!」

起動直後に出るBIOS画面が終わって、Windows2000起動開始・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・・「あれ?」

電源を切ってもう1度スイッチオン!・・・・・・・・・・・・・・・
・・・・・・・・・・・・・・・・・「んな、アホな・・・」

今までと同様に、起動にやたらと時間がかかります。
何とか起動にこじつけたものの、10分後くらいに突然フリーズ!

どうやら、フリーズを繰り返しているうちに、Windows2000が
おかしくなってしまったようです。この時はそう思いました。

「再インストールすれば直るやろ」

これは悪夢の序章にすぎませんでした。