注文⇒わがままレコード 品番WAG-0001 価格\1200

1.手首

「愛してる」なんて、なかなかいえる言葉じゃない。言ったことはおそらくないと思う。胸とお腹が熱くなる。でもそれは「愛」なのか衝動のものか分からない。英語の表現のように気持ちが落ちていくんだ。それでも日本語の「愛している」には結ばれない。そしてやがてそんな恋が終わるときは、もう二人は充分にわかっている。分かっていても、なにか変化を期待するのか、事故でも期待するかのように密やかに逢うのだ。
そんな心が宙に浮いてしまったときに、虚ろな目にとまったものをいつまでも覚えてしまうことがある。人は大切なもの、かけがえのないものだけを心に残せる動物では決してない。
ミルフィーユは頬張らないとみっともない。頬張って断られるなんて、やっぱりな。そんな気持ちで逢うなんて、やっぱり男はバカだ。
2.青空とダイヤモンド

ポールサイモンのようなアレンジで展開される。曲は「boxer」調。
大人は大人の世界で生きている。しかし、少し自分が情けなくなったり、自信がなくなり、人を下から見上げる羽目に陥ったとき、ふと忘れていた少年時代のことが脳みその中から引き出される時がある。少年の憧れの最大のスポーツは、野球である。少年の夢は、そのダイヤモンドの主役だ。しかしチャンスに打順が回るとは限らないし、回ってきても、あせりと力の入れ過ぎでそんなにうまくはいかない。ほとんどの人はこの夢をその時も今もなかなか実現できないでいる。現実は、大人になってから、成功し得るそこそこの勝利を求め出す。それが大人のプライドを保つ作戦だ。この歌の詩は少し強引に今の時と結び付けられている。
3.光のオルガン

イメージのうた。環境音楽のようなギターイントロ、日本の情景を思い浮かばせるメロディー、少ない言葉、エンディングのギターアルペジオ。何も考えず身を委ねるといい。



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