走行中のエンジンブロー漏れ(97784Km走行)

平成23年度初のサーキット走行で思わぬアクシデントに見舞われました。一本目6周目に差し掛かったところで、どこからかキリキリ音が聴こえる?足元なのかクラッチ付近からなのか全くわからず、とにかくこんな異音聞いたことがない。どうやらアクセルの回転に合わせてキリキリ音の周波数が高くなるような感じ(汗)。
これはやばい・・ということで1周してピットインしようとしたところ・・・一周もできずにキリキリ音がガタガタと激しい金属音に変わった!!仕方が無いので自らコースアウトさせて停車しました。
ピットに牽引してもらってエンジンをかけたところ、エンジンはかかるけど半端なく大きな金属音とともにエンストする。サーキット6年目にして自走不能になったのは初めてでした。
ショップに持ち帰ったところでエンジンは完全にロックし、二度とエンジンがかからない状態になりました。

詳しく調べてもらったところ・・・
ちょうどエンジンの右前付近、刻印がうってある辺りにひび割れが?
特に車の下にオイルの漏れはなかったのですが、ひび割れの部分をいじってみると!穴が(汗)。
エンジンのメタル流れによってピストン部分が破損し、ブロックの中で暴れて突き破ったことが考えられます。原因ははっきりとはわかりませんが、おそらく度重なる過酷なサーキット走行により、熱の負荷等もありメタル流れを起こしたのでしょう。
ピストンが中で暴れているうちはエンジンがかかっていて、ピストンがガンガン接触する大きな金属音がしていたと思われます。そのせいか、ブロックの割れ目の部分も若干広がっているように見えますね。
前回のガスケット抜けのような症状でリビルドエンジンに載せ換えてから、25000キロほど走った程度でのエンジンブロー。レガシィのエンジンはインプレッサのエンジンと同じEJ20とは言え、構造上大変熱に弱い性質があり、このようなメタル流れは珍しいことではないらしいです。

これは同じ修理をしても、またエンジンブローを起こすのは目に見えているとも言えますね。何か対策を練らなければと思います。