B4のブレーキライン交換

ブレーキのフィーリングが少しもったりしていることは以前から考えていたこともありますが、サーキットを走るようになってSUBARU車はブレーキホースが走行中に熱で抜けてしまい事故につながるという話を聞き、これからのサーキット走行に向けてブレーキラインを交換することにしました。

ブレーキライン  KINOKUNI オリジナルブレーキラインシステム
私が選んだブレーキラインはKinokuniのオリジナルブレーキラインシステムです。レガシィBL5の場合はリアに2本通っているため、6本セットになっています。安価な値段で他のメーカーのブレーキラインに劣らない作りです。ホースの部分はビニールでコーティングされており、フロントのブレーキラインを装着する金具も最初から取り付けられています。この部分は純正のものと違いフリーでホースが動くようになっているため、走行時のショックや引っ張りなどが加わっても大丈夫な作りになっています。


ブレーキライン交換の様子

純正のフロントブレーキラインの様子です。フロントは一本のラインで、中央部分でダンパーに金具でとまった状態になっています。純正のホースは今回購入したブレーキラインに比べるとゴムで比較的太めな作りです。
ブレーキホースはクリップのようなもので固定されているので、それを外し中央のとまっている金具を外します。
ホースを抜くときにブレーキオイルがぬけるため、受け皿を下に置いて作業します。
装着完了の写真です。新しいブレーキラインはかなり細い作りですね。これで熱にも安心。
リアの交換
純正のリアブレーキラインの状況です。リアは少し入り組んだ位置にあるため、交換作業が少ししにくくなっています。
純正のブレーキホースは最初から曲げてありましたが、リアのホースはかなり湾曲があります。
少しせせこましく手が入りにくい・・・。前と後ろの2本を交換します。
装着完了の様子です。純正に比べると見た目もきれいになりました〜。
あとは残ったブレーキオイルをできるだけ抜き取り、新しいブレーキオイルに交換します。
エアが入らないように・・・
使ったブレーキオイルはだいたい500mlほどでした。
ブレーキライン交換の感想 以前からブレーキラインを交換することでブレーキのフィーリングがかなり変わると聞いていたため、いつかはいつかは・・・っと思っていましたが、交換してみるとこんなに変わるとは思いませんでした。ブレーキの利き自体は変わりませんが、踏んだ感覚が浅めになったように思います。タッチに少し抵抗がついた感じですね。高速走行からのブレーキングはそれほど変わりませんが、低速からブレーキやスピードが落ちてきた時の踏み込みのカッチリ感は大きく感じます。ブレーキの踏む感覚に慣れるのには少しかかりそうです。