B4フロントローターバックプレート取り外し

サーキット走行をする中で、何度も悩まされてきたブレーキパットの割れとローターのクラック。それを何とか改善できないかと思い、ローターのバックプレートを思い切って取り外すことにしました。

サーキット走行によるブレーキローターの温度上昇のため、何度もブレーキパットとローター破損のために交換をしてきました。ブレーキダクトを作成しても、このバックプレートがあるため風通しが悪かったこともあり、思い切って取り外してしまうことにしました。

利点はもちろん風通しがよくなることで、ローターやブレーキパッドの温度上昇を防ぐことになります。しかしバックプレートがあることで、街乗りではローターの両側の温度上昇を均等にし、片減りを防ぐ役割をしていたのですが、取り外すことでローターの内側の片減りが起こってくる可能性があるという欠点もあります。これはサーキット用と街乗り用のパッドを使い分けすることによって(温度域の高くないパッドを街乗りでは使用することで)、ある程度抑えられると考え、取り外すことを選択しました。そうそう、あとは砂利道等を走ると石が入る可能性があることも欠点ですね。


バックプレート取り外しの様子

レガシィのバックプレートはハブを取り外さないと取れないタイプです。最初はハブを外さずにバックプレートのみを切り刻もうかと考えていたのですが、ショップでここまでやっていただきました。
まずはハブの部分を取り外すことからスタート。ハブを取り外すなんて初めて見ましたが、この部分って破損すると大変なことになりますよね・・・頑丈にできているんだなとマジマジ観察。
ハブを取り外した状態です。バックプレートを観察すると、ローターが接近している部分はやっぱり熱の上昇からか、塗装がはげて錆びています。
取り外したハブを観察してみると・・・う〜ん・・・さっぱりわかりませんが破損はないようです。ホイールを大きくしたりタイヤを大きくしたりするとハブに負担がかかると言いますが・・この部分だったのねぇ〜。
そしてバックプレートをごっそり取り外し♪
おお〜なんだかスッキリ。外車なんかはバックプレートが付いていないんだそうですが、これで以前作成したブレーキダクトの効果が発揮できるといいなぁと思います。
そしてハブを元通りに戻すとできあがり・・・

しかしあったものを外すんですから、やっぱり何かしら問題が発生しますよねぇ〜汗
バックプレートを取り外すことで、温度が上昇するローターと本来バックプレートでカバーできていた部分が接近して熱でさらされることになります。

見てみるとABSのコード?や各部のブーツがローターと接近しています。グリスが塗ってある部分に熱が加わると、グリスが溶けてしまうかも(汗)。
というわけで急遽熱対策をすることに。

買ってきたのはカー用品店で売られている熱遮断シートです。これを巻きつけることである程度熱を防止しようという作戦です。
見た目は仕方ないとして、これである程度熱対策もできました。
バックプレートを取り外してみると、なんだか最初からなかった感じでスッキリ。
バックプレート取り外しの感想 素人的にはただの鉄板外すだけ・・なんて思っていましたが、作業はかなり大変だと思いました。キャリパーもローターも外し、、その上ハブを取り外さなくてはバックプレートをきれいに除去することができません。ショップさんで大変な作業をしていただきましたが、これで作成したブレーキダクトの効果も発揮でき、ブレーキパッドの割れやローターのクラックが改善すればいいなぁと思います。