強化ラジエター装着

熱によるシリンダーヘッド故障により、リビルドエンジンへ載せ換えとなったことを受けて、冷却系の充実を図ることにしました。作業はエンジン載せ換え時に同時交換しました。

強化ラジエター  タバタ  SS(エスエス)
私が選んだラジエターは、タバタのオールアルミラジエターSS(エスエス)です。インのホースから両端に向けてテーパー状に高さを落としていく新形状を採用しており、コア部冷却水循環の効率が更に向上、冷却効果が高まる構造となってるそうです。
今回は熱によるエンジントラブルをきっかけに、冷却系の充実を目的として購入しました。重さに関して言うと、純正に比べて重量は軽いですが、冷却水の量が増えるのでそれほど変化はなさそうです。


ラジエター交換の様子

タバタラジエターをまじまじ見てみると・・・アルミ溶接の部分がなんだか手作り感がありますね。コアの中まで見えますが、こんなところまで見るのは初めて。ここに冷却水が流れていくんですねぇ。
装着の様子ですが、純正品と比べるとやっぱり目立ちます(笑)。若干幅が太くなっていますが、ポン付けで収まります。
しかし、ラジエターホースと周りのパーツとのクリアランスがギリギリで厳しいですね(汗)。純正ラジエターのときは思いませんでしたが、幅広になった分やっぱり・・・。
気になるのはやっぱり水温がどうなったかですよね。
街乗りの状態であれば、平均するとファンが回っていない状態だと95℃前後、ファンが回った状態で75〜80℃くらいに下がります。アイドリングしている状態ではむしろ、純正品よりも水温が上がりやすい傾向にあるかもしれません。
強化ラジエター交換の感想 普通の街乗り走行では、ファンが回っていない状態だとアイドリング時に水温が上がりやすい傾向がありますが、ファンを回した状態(エアコンONの状態かマニュアルファンシステム作動時)であれば、純正品と比べると5〜10℃程度水温が下がります。
装着してみて一番の違いは、やっぱりラジエターに風が当たったときの冷える速さですね。走行して風が常に当たる状態であれば、ファンを回していない状態でも80〜90℃の間で安定します。水温が下がれば、油温も一緒に下がってくれるので効果は大きいですね。