車高調のオーバーホールとスプリング交換

55000Km、サーキット走行10回を過ぎた辺りから、フロント車高調より異音が起こり修理を出すことになったため、ついでに仕様変更をすることになりました。仕様変更と言っても初めてのことだったので、何を要望したらよいのか困りましたが・・・前回のストリートスペックのアラゴスタを、本格的?にサーキット仕様へすることにしました。

アラゴスタとスプリング  HYPERCO フロント11.6Kg リア9.8Kg
私が選んだスプリングは、ハイパコスプリングです。スプリング交換で一番のポイントとなるのがレートですが、最初アラゴスタに装着されていたメルベのスプリングレートがフロント9Kg、リア8Kgだったので、それよりプラス約2Kg程度で考えました。
ハイパコのスプリングについてのインプレッションでは、同じレートで検討すると若干柔らかく感じる、乗り心地が改善される、ロール量が増える等のコメントがありました。それと縮み始めからストロークするまでのレートが一定という、ハイパコの特徴も踏まえて検討してみました。


車高調装着の様子

もともと装着されていたアラゴスタスタンダードモデルを取り外し、純正の車高調と入れ替えてしばらくはファミリーカーへ??
純正の足が懐かしい・・トータルバランスのとれた純正の足も今乗ってみるといい感じだったりするんです。車高が高くなりました。
約3週間後、仕様変更及びオーバーホールを終えてやっと到着!待ちに待ったサーキットスペックの車高調になるでしょう・・・笑。
リアのカバーが前のものと若干変わっていました。
最後にアライメントをとりましたが、前回より若干キャンバー角がつき、本格的に岡山国際サーキット仕様?に変身しました。
車高は純正と比べると断然の差!前回のアラゴスタより1センチ程度低くなっているようです。
今までギリギリ擦らずに通っていた道が・・・汗。マフラーにも要注意しなくてはいけませんね。
車高調OHの感想 とりあえずサーキット走行はまだなので、サーキット走行に関するインプレはサーキットのページで順次コメントしたいと思っています。

車高調のOHと仕様変更をして最初思ったのは、やっぱりかなり硬いです。アッ・・もしかしてフロント11.6はちょっとやりすぎたかな・・と思いながら走らせていくと、何だか思ったよりイヤな硬さではありません。縦に跳ねる感覚が前回よりも改善されているように感じます。でこぼこが連続した時に、前回のメルベでは跳ねがだんだん増大して激しく挙動が乱れましたが、ハイパコの場合は一回一回スプリングがしっかりストロークしている感じでした。縮み始めのレートが崩れない特性からか、ハンドリングは操作性抜群です・・しかし逆にシビアで重たくなりました。アンダー傾向にあるので、街乗りや峠でのタイトなコーナーではハンドリングを失敗すると大きく外回りしてしまいます。その代わりコーナリングスピードはかなり上げることができます。おそらくロール量が減ったので安心感が高まり、アクセルをガンガン踏んでいけるのかも?です。
あとはサーキットで、ラジアルタイヤがこの足にどのくらい着いてくるかですね。続けてインプレしていきたいと思います。