B4の3連メーターに水温計装着

新たに水温計を増設することにしました。しかし後から水温計を装着しても、リンクすることができないタイプの3連メーターのため、最初はデジタルメーターにすることを考えました。しかしもともと着いている3連メーター(DefiのDin Gauge)は単体で作動するため、やはりリンクさせることができずセンサーがかぶってしまい、装着に費用がかかってしまうという難点がでてきました。そこで、行きつけのお店で担当して頂いてます「おさみん」に相談した結果、純正の3連メーターを改造して水温センサーを増設し、もともとの油温計のメーターで水温と油温を切り替えて見れるようにしようと言うことになりました!

使用した部品  名付けて 水温油温切りかえメーターキッド??
全部でかかった部品代金は2万円くらいです。メーターが水温と油温どちらの温度を表示しているか分かるように、スイッチの切りかえで青と赤のポイントランプが切り替わり、ランプの色でわかるように仕上げます。ポイントランプはイグニッションONにすると光るようにし、プッシュスイッチの部分もスモールに切り替えるとボタンの部分が光るようにして、夜でもスイッチの位置がわかりやすいように仕上げます。
左はDefiの水温センサーとハーネス、右はJuran(ジュラン)の水温センサーアタッチメントです。3連メーターがDefiの商品と同一なもののため、センサー関係はDefiのものを使用しました。アタッチメントはどんなメーカーでも、装着する太さが合うものを選べば問題はないようです。
左はエーモンのLEDポイントライトで赤と青の2種類を使いました。右もエーモンから発売されている青く光るプッシュスイッチです。ポイントランプは、昼間の明るい時に光っていることが確認できるか心配だったのですが、装着してみて全く問題なかったです。
あとは電装部品関係ですが、リレーが4つと絶縁用の収縮チューブや絶縁テープなどなど・・・


ランプ類装着の様子

まずポイントランプの作成から入りました。内装のどの部分にランプがあると見やすいか検討し、その部分に印を付けます。ちょうど3連メーターの水温油温を切りかえするメーターのすぐ上にランプを装着することにしました。
3連メーターの周りの内装を傷を着けないように外していきます。
印を付けた部分の枠にLEDのポイントランプがはまるくらいの穴を開けます。ドリルの先の部分だけを使い、手の力だけで穴を開けていきます。
穴の部分に青と赤のLEDポイントランプをはめこみます。
元通り内装を組み立てて、ポイントランプの配線を延長しておきます。
   さて次はプッシュスイッチ!!
プッシュスイッチはシフトノブのパネルに付けることにしました。シフトノブの部分の内装を外します。
この部分はサイドブレーキの部分のパネルをまず外し、それからシフトノブの部分のパネルを外した方がやりやすかったです。傷をつけないように取り外しするのが大変でした・・・。
シフトノブのパネルのボタンをつけたいところに穴を開けて、プッシュスイッチをはめこみます。
プッシュスイッチの配線も延長して、内装を元通りに戻します。わかるように写真で配線をむきき出しにしていますが、最終的には内装の内側からリレーにつなげていきます。


水温センサー装着の様子

まずアッパーホース分のクーラントを外へぬきます。クーラントって独特な甘いにおいがしますよ〜。
センサーとアタッチメントを接合しておきます。アッパーホースのアタッチメントを付ける部分を切り取っていきます。
アタッチメントをかましてアッパーホースを接合して、再びボンネット内につなげます。
その後ぬいていたクーラントを戻して完了〜。
アタッチメントが赤なので装着した部分が目立ちますが、見た目はそこそこいい感じですね。


配線作業の様子

作業も終盤、一番大変な配線作業です。
まずハンドル部分の下の内装を丁寧に外していきます。
何度も外しているうちに、自分でやっとできるようになりました〜。それにしても内装をはがすのも結構大変なんですね・・・ピン止めの部分やプラスチックが折れてしまいそうでドキドキです。
内装を取り外したら、キーをONに回したときの電源と、スモールの電源がどの配線につながっているのかを、テスターで調べて確認していきます。
ポイントランプの延長したコードとプッシュスイッチの延長したコードを、外した内装の部分に伸ばしてまとめていきます。リレーを設置する場所はかなりのスペースが必要なのですが、B4の右側の小物入れの奥側にちょうど良いスペースがありました。
スイッチ類のコード類をまとめたら、次に水温センサーからのハーネスを、他の油温、油圧のハーネスと同じ部分にはわせていきます。比較的細いハーネスですし、通る穴も小さかったので、リレーまでコードを持っていくのは結構大変でした。
スイッチ関係のコードとセンサー類をリレーに配線していきます。センサーハーネスは少しでも抵抗を減らすため(数値の誤差を無くすため)はんだ付けにしました。スイッチ関係の配線は、元に戻せるようにするため取り外しがすぐできるよう加工しています。
3連メーターにもセンサーを接続し、ポイントランプの付いた内装をはめ込みます。
このときによくエアコンの噴出し部分にコードがからまってしまい、押さえつけてしまうことがあるので要注意でした。
十分にリレーを4つ分装着できるスペースもあり、配線をうまくまとめて綺麗に仕上がりました。


そして水温油温切りかえメーター完成!

見た目はとてもシンプルな仕上がりですが、作業はかなりの日数がかかり大変でした。
矢印の部分が増設したポイントランプとプッシュスイッチです。スイッチがOFFの時は青のポイントランプが光り、一番左のメーターが水温を表示します。イグニッションキーをONの状態で、ポイントランプが光ります。
スイッチをONにすると、ポイントランプが赤に変わって同じメーターで油温を表示し、スイッチ捜査で水温も油温も確認することが可能。
レガシィらしくちょっぴり控えめなメーターながらも、水温もしっかり見れるようになって大満足!
水温油温切りかえメーター装着の感想 始めは費用もかかるし水温計の装着をあきらめようと考えましたが、とてもシンプルに費用も低コストで装着できてとても嬉しいです。しかも、どんなB4にも付いていない、オリジナルのランプやスイッチを作成することができて、さらに車の楽しみがアップしました。作業は長時間かかりとても大変だったのですが、配線や内装の取り外しなど、たくさん教わることができて、とても勉強になったと思います。
スイッチを運転中ポンポン押して、ニコニコしてしまいますよ〜〜。